春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
良い夫婦の日SS「プリーズ・プリーズ・キス・ミー!」
- 2010/11/22 (Mon)
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ども♪まるちゃでし!
良い夫婦の日。と言うことで、これは書かないわけないと思ったのですが、
ちょっと時間が合わなくて~~。
結局書き溜めたノートから、夫婦ネタをほじってきました。
だからどうかなぁ。
よかったら感想コメントを拍手からお待ちしています。
もちろんぱち☆ぽちっとしていただくだけでも歓迎です!!
では ☆良い夫婦☆ からどうぞ
良い夫婦の日。と言うことで、これは書かないわけないと思ったのですが、
ちょっと時間が合わなくて~~。
結局書き溜めたノートから、夫婦ネタをほじってきました。
だからどうかなぁ。
よかったら感想コメントを拍手からお待ちしています。
もちろんぱち☆ぽちっとしていただくだけでも歓迎です!!
では ☆良い夫婦☆ からどうぞ
☆☆☆
「プリーズ・プリーズ・キス・ミー!」
堂郁 結婚後 冬場(良い夫婦の日)
朝、目覚ましの音で起き上がるのは篤だ。
そして、その横でうにゅうにゅと覚醒中の郁にそっと口づけるのがデフォルトだ。
「ん?んん?」
この日の篤は顔を近づけた所で動きを止めた。
そして、ささっとベッドを後にした。
いつもよりも空虚な時間に思わず郁は目を覚ました。
目覚め寝てはいるが「いつもの」がやってくるまでは、布団から起き上がらずにいた。
パタっパタっと規則正しいスリッパの音が近づいてきて、篤がベッドに戻ってきた。
郁はベッドが軋む前に狸寝入りを決め込んだ。
「ほら、朝だぞ・・・」
優しい声・・・そして優しい・・・・あれ?こない?
「ほら・・・起きろ。起きてるんだろ?郁?ばれてるぞ~♪」
「・・・・」
布団からそっと目だけを出して、じろりと郁は篤をにらんだ。
「・・・・何だ。何した?」
「・・・・私がしたんじゃないんです・・・・あつしさんがぁ・・・しないじゃないですか?」
「あ~」
明らかに面倒くさいと顔に表した篤に、郁の導火線に火がつき始めた。
「なに?それ?」
「ん?」
「だからっなにそれっ!」
「はぁ?どうした急に?!」
郁は、がばりと起き上がって、ベッドの弾みで勢いをつけるように飛び出し洗面所へ駆け込んだ。
「おい!バタバタすんな!」
篤は、全くうちの奥さんは元気がいいなと後を追い洗面所へと入った。
しかし顔を洗う後ろ姿だけでも郁の不機嫌さは伝わった・・・
「おい?どうした?あ~俺・・・なにかしたか?」
そういうと郁に鏡越しに睨らまれ、篤は怯んだ。
しかし睨んだ郁は今にも泣きそうで、それが篤を焦らせる。
「なぁっだからなんだ?ん?」精一杯優しく尋ねる篤。
今はこの優しさが逆に郁を苛だせる。
あ~あ、あたし・・・またくだらない事ですねちゃってる・・・・と。
代わって顔を洗っている篤の背中を眺めながら、郁は泣きそうになる。
篤は鏡越しにその表情を捉えてから郁に向き直った。
「ほら飯にするぞ・・・?」ぽんぽんと頭をたたき・・・ちゅっと頬にキスをした。
「ん~~~!ちがうっ!!」
「だから・・・何がだ?郁?」
今度は真っ赤になって俯いてしまっている・・・。
「キス・・・」
「ん?」
「私とキスするのは嫌になったの?!」
「はぁ?何でだ?」
「何でって、いつもちゃんとしてくれるのに今朝はしないし・・・してもほっぺだしっ・・・さっきだって『あ~~~』って面倒くさそうに・・・さ・・・」
郁は、目覚めのキスをしてこないから拗ねていたのか・・・と気がつくと、篤は頬がゆるんだ。
「そんなことで拗ねていたのか?
今朝はちょっと風邪気味みたいだからな、残念だがキスは無しだ」
「風邪ぎみ?そんなの気にしないのに・・・」
「何いってんだよ。館内でも風邪が流行ってきているし。それにそろそろお前生理だろ?免疫力が落ちるだろう?」
「うぅ~~~~」
自分の身体の事を思ってくれているのは嬉しいけど、生理という単語が使われるのが気に食わない。
「奥さん、我慢できませんか?」と嬉しそうに笑われて、ちょっと気持ちがざわつく。
それでもいつものように二人で簡単な朝食を作ったが、食べながら話は段々と変な方向へと転がっていた。
「だから、私が我慢するんじゃなくて篤さんが我慢してるんでしょ?」
「我慢されたのが嫌ですねた人の台詞とは思えんな。」
「もう・・・キスぐらい我慢できるもん!できないのは篤さんの方ですよ。
絶対一日持ちませんもん!」
「じゃあ、今日はもうキスもしないし、頭ポンポンもなしだな?」
「え?・・・・・・・・・・・だっ大丈夫ですもん!」
「ほほう~~」
「腰に手を回したりとかもなしですよ!」
「はいはい」
「むっ!なにその返事!ムカツクぅ!私が我慢できないとか思ってんでしょ!」
「ん?俺が我慢するんだろ?お前が我慢するような話になってるぞ?」
くすくすと笑いながら、篤は食器を片付けて手早く支度をすると「じゃぁ先に行くぞ」と一足先に官舎を後にした。
いつもはハグしてキスをしないと絶対に出かけないのに・・・!!!
食事を終えて、鏡の前で身支度をしていても、泣きそうになるのが止まらない。
水風船のようにどんどん涙が頭にたまっていく気がする。
・・・だめだな私・・もうすぐ30になる女がなにをやってんだろう。
だんなにキスをしてもらえなかっただけでこんなに泣きそうになるか?普通!
こんなこと柴崎に言ったら、また呆れられちゃうなぁ。
ティッシュを一枚とって、軽く両目に押し当てる。
ばたん!!どかどかどか!!
背後から音が近づいたと思ったら、振り向く前に羽交い絞めにされた。
目をつぶっていてもわかる。
篤さんの香り。。。
「郁が正解だ。やはり俺が我慢できなかったな・・・。」
「いえ・・・・私もぎりぎり・・・でした。」
少し篤の両腕の力が緩んだところで、郁は上体をひねって篤にキスをした。
浅く・・浅く・・深く・・・。
唇を離しても視線はまだ絡んだまま、お互いに笑みがこぼれる。
「じゃぁ・・・先に行ってる。早くこいよ!」
「はい!わかってます!行ってらっしゃい!」
そしてもう一度キスを・・・・
いつもの朝が始まった。
END
「プリーズ・プリーズ・キス・ミー!」
堂郁 結婚後 冬場(良い夫婦の日)
朝、目覚ましの音で起き上がるのは篤だ。
そして、その横でうにゅうにゅと覚醒中の郁にそっと口づけるのがデフォルトだ。
「ん?んん?」
この日の篤は顔を近づけた所で動きを止めた。
そして、ささっとベッドを後にした。
いつもよりも空虚な時間に思わず郁は目を覚ました。
目覚め寝てはいるが「いつもの」がやってくるまでは、布団から起き上がらずにいた。
パタっパタっと規則正しいスリッパの音が近づいてきて、篤がベッドに戻ってきた。
郁はベッドが軋む前に狸寝入りを決め込んだ。
「ほら、朝だぞ・・・」
優しい声・・・そして優しい・・・・あれ?こない?
「ほら・・・起きろ。起きてるんだろ?郁?ばれてるぞ~♪」
「・・・・」
布団からそっと目だけを出して、じろりと郁は篤をにらんだ。
「・・・・何だ。何した?」
「・・・・私がしたんじゃないんです・・・・あつしさんがぁ・・・しないじゃないですか?」
「あ~」
明らかに面倒くさいと顔に表した篤に、郁の導火線に火がつき始めた。
「なに?それ?」
「ん?」
「だからっなにそれっ!」
「はぁ?どうした急に?!」
郁は、がばりと起き上がって、ベッドの弾みで勢いをつけるように飛び出し洗面所へ駆け込んだ。
「おい!バタバタすんな!」
篤は、全くうちの奥さんは元気がいいなと後を追い洗面所へと入った。
しかし顔を洗う後ろ姿だけでも郁の不機嫌さは伝わった・・・
「おい?どうした?あ~俺・・・なにかしたか?」
そういうと郁に鏡越しに睨らまれ、篤は怯んだ。
しかし睨んだ郁は今にも泣きそうで、それが篤を焦らせる。
「なぁっだからなんだ?ん?」精一杯優しく尋ねる篤。
今はこの優しさが逆に郁を苛だせる。
あ~あ、あたし・・・またくだらない事ですねちゃってる・・・・と。
代わって顔を洗っている篤の背中を眺めながら、郁は泣きそうになる。
篤は鏡越しにその表情を捉えてから郁に向き直った。
「ほら飯にするぞ・・・?」ぽんぽんと頭をたたき・・・ちゅっと頬にキスをした。
「ん~~~!ちがうっ!!」
「だから・・・何がだ?郁?」
今度は真っ赤になって俯いてしまっている・・・。
「キス・・・」
「ん?」
「私とキスするのは嫌になったの?!」
「はぁ?何でだ?」
「何でって、いつもちゃんとしてくれるのに今朝はしないし・・・してもほっぺだしっ・・・さっきだって『あ~~~』って面倒くさそうに・・・さ・・・」
郁は、目覚めのキスをしてこないから拗ねていたのか・・・と気がつくと、篤は頬がゆるんだ。
「そんなことで拗ねていたのか?
今朝はちょっと風邪気味みたいだからな、残念だがキスは無しだ」
「風邪ぎみ?そんなの気にしないのに・・・」
「何いってんだよ。館内でも風邪が流行ってきているし。それにそろそろお前生理だろ?免疫力が落ちるだろう?」
「うぅ~~~~」
自分の身体の事を思ってくれているのは嬉しいけど、生理という単語が使われるのが気に食わない。
「奥さん、我慢できませんか?」と嬉しそうに笑われて、ちょっと気持ちがざわつく。
それでもいつものように二人で簡単な朝食を作ったが、食べながら話は段々と変な方向へと転がっていた。
「だから、私が我慢するんじゃなくて篤さんが我慢してるんでしょ?」
「我慢されたのが嫌ですねた人の台詞とは思えんな。」
「もう・・・キスぐらい我慢できるもん!できないのは篤さんの方ですよ。
絶対一日持ちませんもん!」
「じゃあ、今日はもうキスもしないし、頭ポンポンもなしだな?」
「え?・・・・・・・・・・・だっ大丈夫ですもん!」
「ほほう~~」
「腰に手を回したりとかもなしですよ!」
「はいはい」
「むっ!なにその返事!ムカツクぅ!私が我慢できないとか思ってんでしょ!」
「ん?俺が我慢するんだろ?お前が我慢するような話になってるぞ?」
くすくすと笑いながら、篤は食器を片付けて手早く支度をすると「じゃぁ先に行くぞ」と一足先に官舎を後にした。
いつもはハグしてキスをしないと絶対に出かけないのに・・・!!!
食事を終えて、鏡の前で身支度をしていても、泣きそうになるのが止まらない。
水風船のようにどんどん涙が頭にたまっていく気がする。
・・・だめだな私・・もうすぐ30になる女がなにをやってんだろう。
だんなにキスをしてもらえなかっただけでこんなに泣きそうになるか?普通!
こんなこと柴崎に言ったら、また呆れられちゃうなぁ。
ティッシュを一枚とって、軽く両目に押し当てる。
ばたん!!どかどかどか!!
背後から音が近づいたと思ったら、振り向く前に羽交い絞めにされた。
目をつぶっていてもわかる。
篤さんの香り。。。
「郁が正解だ。やはり俺が我慢できなかったな・・・。」
「いえ・・・・私もぎりぎり・・・でした。」
少し篤の両腕の力が緩んだところで、郁は上体をひねって篤にキスをした。
浅く・・浅く・・深く・・・。
唇を離しても視線はまだ絡んだまま、お互いに笑みがこぼれる。
「じゃぁ・・・先に行ってる。早くこいよ!」
「はい!わかってます!行ってらっしゃい!」
そしてもう一度キスを・・・・
いつもの朝が始まった。
END
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