春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
SS かわいいと言わないで。
- 2010/10/28 (Thu)
- 図書館SS |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
ちょっと連載っていうのかな?
実はコレが一作目。
今更だすのかなぁ~って感じです。
この連載の後半は、教官の性格が崩れます。
『心の声』メインになります。
オリキャラがちょこっとでますがストーリーには直接は関係ありません。
上官部下時代
時期的にはもう少し先?
1は柴崎とのお買い物から始まります。
では☆可愛いといわないで☆からどうぞ。
実はコレが一作目。
今更だすのかなぁ~って感じです。
この連載の後半は、教官の性格が崩れます。
『心の声』メインになります。
オリキャラがちょこっとでますがストーリーには直接は関係ありません。
上官部下時代
時期的にはもう少し先?
1は柴崎とのお買い物から始まります。
では☆可愛いといわないで☆からどうぞ。
☆☆☆
かわいいと言わないで
上官部下時代
久々に柴崎と公休日がかさなり、2人でショッピングに出かけた。
「うわぁ~かわいかも!」
「あら。いいんじゃない?」
郁が手に取ったのは、レースのスタンドカラーのブラウスだった。
襟元には細いリボンが付いている。
「え~!こんなひらひらしたのなんか似合わないって!」
と慌ててラックに戻そうとする笠原の手から、柴崎はささっと手に取ると笠原を鏡の前に立たせてブラウスを合わせる。
「ほら、おかしくないわよ。リボンがピンクなのが嫌だったら、水色のリボンか若草のこっちにすれば?あんたの茶系のスーツに合うわよ」
「ん。。。」
「いつも同じのばっかりじゃない。スーツに合わせなくても、ほら、この前買ったボレロ・・・の下にも合うわよ絶対!」
「むぅ・・・」
「それにほら、セールだし?」
「ん~~~」
「髪もさっぱりして首周りが綺麗に出てるときに、こういうのを着ると可愛いわよ~~!」
「かわいい・・・かな?」
「なによ・・・・・・・・私の言っていることがそんなに信じられませ・ん・かぁ~?」
「でも業務で着るのはなぁ・・・ちょっと・・・」
といいながらも郁はブラウスを手に取っっては鏡に合わせて見ている。
「堂上教官だって気に入るわよ~~」
「え?何でって・・・ちょちがうっ」
「違うんだ?ん?ん?」
もうこうなると柴崎はからかいの域に入ってるので、郁はブラウスを引っつかみ、戦線離脱とばかりにレジに直行した。
それから数日後の朝。
郁は、めずらしく早く目が覚めて起きた。
だからと言う訳ではないが、あの新しいブラウスに袖を通す気持ちになった。
目ざとくそれを見つけた柴崎は笠原をからかうことなく、
「あら、やっぱりいいじゃない?」と満足げな笑顔を鏡越しによこした。
いつもより早く支度が済み二人して部屋を後にした。
「おはよ~笠原!お?何?新しいブラウスじゃない?」
食堂で食事を終え、笠原は化粧直し中の柴崎をトイレにおいて、先に事務所へ向かった。
ちょうどそこで、同期の藤田に声をかけられて郁は足を止めた。
「うん。そうなんだけど・・・派手・・・じゃないかなぁ?」
「え?似合ってるよ。なに?柴崎セレクトですかぁ?」
「うんそうそう。ほら、フジタが可愛いバックで散々悩んでたお店あったじゃん?あの向かいのさ・・・」
「おぉ!あそこか!」
「うん、セールだったし。あそうそう!バックの置いてあった店もセールでかなり安くなってたよ~!」
「マジでか!今日はけたら行くわ!今度こそゲットじゃ!」
「すきだよね~バック。それもゴールド系!」
そういうと藤田には「いいじゃんよ!」と肩をはたかれながらも笑いあった。
郁は図書隊に入って柴崎と仲良くなるまで、洋服とか小物とか装うことに苦手意識があった。
学生時代は誘われても「私には似合わないし・・・そういうとこ行ってもわかんないからパス!」と閉じてしまっていて、こういった楽しさを郁は知らなかったのだ。
「じゃぁまたね!」
「うんゲットできるといいね!!」
館内の廊下には姿見の鏡が付けられている。
死角をなくすという意味もあるらしいが、館内でも身だしなみに気を配るという配慮でもあるらしい。
ふとその姿見の前で郁は足を止めた。
・・・本当に似合ってる?・・・おかしくないかな?・・・
カワイイッテ オモッテ クレルカナ? キョウカン・・・
郁は上体を右に左とひねって確認してから、まっすぐ向いて鏡の中の自分を覗き込んだ。
顔を左右に傾けながら、首の周りのレースを確認する。
柴崎の台詞が頭に浮かび、
・・・教官も・・・というその小さな期待だけでも、郁のほほを明るく染めさせるには十分だった。
「おはようございます!!!」今日も勢いよく事務所のドアを開けた。
その2に続きます。
(2014/0419改稿)
かわいいと言わないで
上官部下時代
久々に柴崎と公休日がかさなり、2人でショッピングに出かけた。
「うわぁ~かわいかも!」
「あら。いいんじゃない?」
郁が手に取ったのは、レースのスタンドカラーのブラウスだった。
襟元には細いリボンが付いている。
「え~!こんなひらひらしたのなんか似合わないって!」
と慌ててラックに戻そうとする笠原の手から、柴崎はささっと手に取ると笠原を鏡の前に立たせてブラウスを合わせる。
「ほら、おかしくないわよ。リボンがピンクなのが嫌だったら、水色のリボンか若草のこっちにすれば?あんたの茶系のスーツに合うわよ」
「ん。。。」
「いつも同じのばっかりじゃない。スーツに合わせなくても、ほら、この前買ったボレロ・・・の下にも合うわよ絶対!」
「むぅ・・・」
「それにほら、セールだし?」
「ん~~~」
「髪もさっぱりして首周りが綺麗に出てるときに、こういうのを着ると可愛いわよ~~!」
「かわいい・・・かな?」
「なによ・・・・・・・・私の言っていることがそんなに信じられませ・ん・かぁ~?」
「でも業務で着るのはなぁ・・・ちょっと・・・」
といいながらも郁はブラウスを手に取っっては鏡に合わせて見ている。
「堂上教官だって気に入るわよ~~」
「え?何でって・・・ちょちがうっ」
「違うんだ?ん?ん?」
もうこうなると柴崎はからかいの域に入ってるので、郁はブラウスを引っつかみ、戦線離脱とばかりにレジに直行した。
それから数日後の朝。
郁は、めずらしく早く目が覚めて起きた。
だからと言う訳ではないが、あの新しいブラウスに袖を通す気持ちになった。
目ざとくそれを見つけた柴崎は笠原をからかうことなく、
「あら、やっぱりいいじゃない?」と満足げな笑顔を鏡越しによこした。
いつもより早く支度が済み二人して部屋を後にした。
「おはよ~笠原!お?何?新しいブラウスじゃない?」
食堂で食事を終え、笠原は化粧直し中の柴崎をトイレにおいて、先に事務所へ向かった。
ちょうどそこで、同期の藤田に声をかけられて郁は足を止めた。
「うん。そうなんだけど・・・派手・・・じゃないかなぁ?」
「え?似合ってるよ。なに?柴崎セレクトですかぁ?」
「うんそうそう。ほら、フジタが可愛いバックで散々悩んでたお店あったじゃん?あの向かいのさ・・・」
「おぉ!あそこか!」
「うん、セールだったし。あそうそう!バックの置いてあった店もセールでかなり安くなってたよ~!」
「マジでか!今日はけたら行くわ!今度こそゲットじゃ!」
「すきだよね~バック。それもゴールド系!」
そういうと藤田には「いいじゃんよ!」と肩をはたかれながらも笑いあった。
郁は図書隊に入って柴崎と仲良くなるまで、洋服とか小物とか装うことに苦手意識があった。
学生時代は誘われても「私には似合わないし・・・そういうとこ行ってもわかんないからパス!」と閉じてしまっていて、こういった楽しさを郁は知らなかったのだ。
「じゃぁまたね!」
「うんゲットできるといいね!!」
館内の廊下には姿見の鏡が付けられている。
死角をなくすという意味もあるらしいが、館内でも身だしなみに気を配るという配慮でもあるらしい。
ふとその姿見の前で郁は足を止めた。
・・・本当に似合ってる?・・・おかしくないかな?・・・
カワイイッテ オモッテ クレルカナ? キョウカン・・・
郁は上体を右に左とひねって確認してから、まっすぐ向いて鏡の中の自分を覗き込んだ。
顔を左右に傾けながら、首の周りのレースを確認する。
柴崎の台詞が頭に浮かび、
・・・教官も・・・というその小さな期待だけでも、郁のほほを明るく染めさせるには十分だった。
「おはようございます!!!」今日も勢いよく事務所のドアを開けた。
その2に続きます。
(2014/0419改稿)
PR
リンク
カテゴリー
カレンダー
カウンター
それなりに
旦那もち子もち主婦。
明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。
心は16歳と言い切る図太さをもつ。
基本的にアレルギー体質。
右と左を間違える。
「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。
埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
HN:
まるちゃ
性別:
女性
趣味:
なにかつくること


この記事へのコメント