春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
~カーテンコール ~
~ カーテンコール ~
「身代わり伯爵」のパロです。
でもここからは未読でも大丈夫かもしれません。
完全にお遊びですので、許せる方だけお読みください。
上官部下時代。自覚後です。パロなので詳しい時期は設定してません。
相変わらず身代わってません!(笑)
いままでのとは違って、ちょっとシリアスです!
やはり長いので、たたんだ先 ☆カーテンコール☆からどうぞ。
「身代わり伯爵」のパロです。
でもここからは未読でも大丈夫かもしれません。
完全にお遊びですので、許せる方だけお読みください。
上官部下時代。自覚後です。パロなので詳しい時期は設定してません。
相変わらず身代わってません!(笑)
いままでのとは違って、ちょっとシリアスです!
やはり長いので、たたんだ先 ☆カーテンコール☆からどうぞ。
~ カーテンコール ~ 夢のあと
身代わり伯爵を読んだあと、ちょっと夢にふりまわされた。
でももう平気。そう思っていたのに・・・なぁ・・・。
それから見た夢をまだ覚えている。
夢だから・・・夢なのに・・・。
この日は、目覚めたときに自分でも驚くぐらいに冷静だった。
夢の中の事なのに、なんで感触が残っているんだろう。
朝食をとっている間も、まだ夢の中のようで・・・少しぼーっとしてしまう。
「ちょっと、笠原?本当にアンタ大丈夫なの?」
「へ?なんで?大丈夫だよ?ほら、ご飯のお代わりもしてるし・・・」
お膳から顔を上げると、心配顔の柴崎の顔があった。
「・・・それはそうだけど・・・なんか変よ、今朝のアンタ・・・」
「・・・そう?別に平気だよ」
「ならいいんだけど・・・・。調子悪いなら早めに教官にいいなさいよ。」
「んぐぅ!わかってましゅ!!もうっ!」
思わず笑顔がこぼれて、目の前に座ってる柴崎からも笑顔がこぼれた。
なんとか今日は業務をこなせている。
そんな自分に、笠原はちょっと安心していた。
この日は館内作業だが、事務ではない。
新しい防犯装置の実験的設置を、まず使用頻度が少ない倉庫で行うということで、
そこの片づけを堂上班は任されている。
長く放置されていただけに、マスクをしていても、埃は容赦なく入ってくる感じだ。
普段なら、後方支援部の仕事でもあるようなものだが、今回の設置は「秘密兵器の実験段階」と言うことで、開発部と特殊部隊だけで動いている。
「ちょっと手塚、台車をもう一台調達してくる。これじゃ午前中には終わらないかな。」
報告よりも多い荷物に小牧が声を上げた。
「あ、小牧二正。自分も行きます。台車より大き目のカーゴを使った方が良いかもしれませんし」
「そうだね。笠原さん、いい?そろそろ堂上も合流する時間だから、着たら伝えといて」
「はい!わかりました!」
ちょっと堂上教官と二人は・・・だめだめ、仕事をしてるんだから、しっかりしないと。
なんとかこなせている理由が、「堂上教官が不在だから」と言うのは、やはり自分でも情けない理由だと思う。
でも朝から一緒だったら、夢に負けてやはりダメだったかもと思う。
そんな夢の感触を振り払うかの様に、つい口にでてしまった。
「あ~。もうなんかおなかすいた!」
「なんだ、まだ11時なのにもう腹減ったのか・・・小牧と手塚は?」
「あ!!教官・・・。」
「笠原?小牧はどうした?」
「え?あ!あの、手塚と一緒に運搬カーゴを探しに行ってます。」
「ん。そうか。」ファイルに目を通しながら、ごそごそとポケットを探り、堂上がなにかを出して差し出した。
「ほら、腹減ってるなら甘いもんでごまかせ。」
「え?」
「さっき業務のヤツにもらってな。俺は食べないし。ほら」
「あ・・。」
笠原は反射的に手が少し上がったが、動きを止めてしまった。
それを見て堂上は、手が汚れているから『食べれないと訴えてる』と勘違いした。
「あぁそうか、待ってろ・・・・・ほれ」
堂上は持っていたファイルを小脇に挟み、赤いセロファンで包まれてるキャラメルを剥いて、指でつまんで笠原の口元に差し出した。
「どした?」
堂上は、キャラメルをつまみながら、キャラメルをつまんでいない、あいてる指で笠原の頬をつついた。
パク。
反射的に笠原はキャラメルを口に含んだ。
瞬きもせずに自分を見つめる笠原に堂上も一瞬引き込まれた。
「・・・・・っ!・・・おい?大丈夫か?笠原?」
「あ。え?あぁ・・おいひいでしゅ!!」
笠原は急いで後ろに飛びのいて距離をとった。
「ああああ、ありがとうございましゅ・・・」
「変なヤツだな、まぁ少しだが栄養補給になったか?」
「はっはい!あのっ!これ、廊下に出してきます!」
「あぁ、気をつけろよ」
目の前のダンボールを抱え揚げて、そのまま廊下へと出た。
廊下の適当なところにダンボールを置き、
はぁ、とため息をしながら頬をなでた。
堂上が触ったところがまだ熱い気がする。
頬をつつかれたとたん、昨晩みた夢と、交差して、一瞬夢か現実かわからなくなっていたのだ。
胸が熱い。
[ 暗転 ]
身代わり伯爵を読んだあと、ちょっと夢にふりまわされた。
でももう平気。そう思っていたのに・・・なぁ・・・。
それから見た夢をまだ覚えている。
夢だから・・・夢なのに・・・。
この日は、目覚めたときに自分でも驚くぐらいに冷静だった。
夢の中の事なのに、なんで感触が残っているんだろう。
朝食をとっている間も、まだ夢の中のようで・・・少しぼーっとしてしまう。
「ちょっと、笠原?本当にアンタ大丈夫なの?」
「へ?なんで?大丈夫だよ?ほら、ご飯のお代わりもしてるし・・・」
お膳から顔を上げると、心配顔の柴崎の顔があった。
「・・・それはそうだけど・・・なんか変よ、今朝のアンタ・・・」
「・・・そう?別に平気だよ」
「ならいいんだけど・・・・。調子悪いなら早めに教官にいいなさいよ。」
「んぐぅ!わかってましゅ!!もうっ!」
思わず笑顔がこぼれて、目の前に座ってる柴崎からも笑顔がこぼれた。
なんとか今日は業務をこなせている。
そんな自分に、笠原はちょっと安心していた。
この日は館内作業だが、事務ではない。
新しい防犯装置の実験的設置を、まず使用頻度が少ない倉庫で行うということで、
そこの片づけを堂上班は任されている。
長く放置されていただけに、マスクをしていても、埃は容赦なく入ってくる感じだ。
普段なら、後方支援部の仕事でもあるようなものだが、今回の設置は「秘密兵器の実験段階」と言うことで、開発部と特殊部隊だけで動いている。
「ちょっと手塚、台車をもう一台調達してくる。これじゃ午前中には終わらないかな。」
報告よりも多い荷物に小牧が声を上げた。
「あ、小牧二正。自分も行きます。台車より大き目のカーゴを使った方が良いかもしれませんし」
「そうだね。笠原さん、いい?そろそろ堂上も合流する時間だから、着たら伝えといて」
「はい!わかりました!」
ちょっと堂上教官と二人は・・・だめだめ、仕事をしてるんだから、しっかりしないと。
なんとかこなせている理由が、「堂上教官が不在だから」と言うのは、やはり自分でも情けない理由だと思う。
でも朝から一緒だったら、夢に負けてやはりダメだったかもと思う。
そんな夢の感触を振り払うかの様に、つい口にでてしまった。
「あ~。もうなんかおなかすいた!」
「なんだ、まだ11時なのにもう腹減ったのか・・・小牧と手塚は?」
「あ!!教官・・・。」
「笠原?小牧はどうした?」
「え?あ!あの、手塚と一緒に運搬カーゴを探しに行ってます。」
「ん。そうか。」ファイルに目を通しながら、ごそごそとポケットを探り、堂上がなにかを出して差し出した。
「ほら、腹減ってるなら甘いもんでごまかせ。」
「え?」
「さっき業務のヤツにもらってな。俺は食べないし。ほら」
「あ・・。」
笠原は反射的に手が少し上がったが、動きを止めてしまった。
それを見て堂上は、手が汚れているから『食べれないと訴えてる』と勘違いした。
「あぁそうか、待ってろ・・・・・ほれ」
堂上は持っていたファイルを小脇に挟み、赤いセロファンで包まれてるキャラメルを剥いて、指でつまんで笠原の口元に差し出した。
「どした?」
堂上は、キャラメルをつまみながら、キャラメルをつまんでいない、あいてる指で笠原の頬をつついた。
パク。
反射的に笠原はキャラメルを口に含んだ。
瞬きもせずに自分を見つめる笠原に堂上も一瞬引き込まれた。
「・・・・・っ!・・・おい?大丈夫か?笠原?」
「あ。え?あぁ・・おいひいでしゅ!!」
笠原は急いで後ろに飛びのいて距離をとった。
「ああああ、ありがとうございましゅ・・・」
「変なヤツだな、まぁ少しだが栄養補給になったか?」
「はっはい!あのっ!これ、廊下に出してきます!」
「あぁ、気をつけろよ」
目の前のダンボールを抱え揚げて、そのまま廊下へと出た。
廊下の適当なところにダンボールを置き、
はぁ、とため息をしながら頬をなでた。
堂上が触ったところがまだ熱い気がする。
頬をつつかれたとたん、昨晩みた夢と、交差して、一瞬夢か現実かわからなくなっていたのだ。
胸が熱い。
[ 暗転 ]
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