春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
パロディです3 ~第二幕~
パロディ~ 身代わり笠原 ~
上官部下時代。完全な原作無視の「身代わり伯爵」のパロです。
完全にお遊びですので、許せる方だけお読みください。
上官部下時代。自覚後です。パロなので詳しい時期は設定してません。
今回は、我が家で初出演のお二人がいます。
では「☆昨夜の夢の続き☆」からです。
~第二幕~
見たい夢を見るのは、どんなおまじないがあったっけ。
目をつぶりながらそんなことを必死に考えた。
小指にクローバーを緑のペンで書くのは・・・片思いが実るんだっけ。
ってあの時それやったけど玉砕したじゃん!ってかちが~う!
えっとえっと。
あせって思い出すのは、なぜか子どもの頃にこっそり試した恋のおまじないばかりだった。
消しゴムに好きな人の名前を書いて・・使い終わるまで他人に触らせないだっけ。
アレは書いた日に、クラスの嫌味な男子!宿敵!長沢が「貸せよぉかさはら!!」って勝手に筆箱から出して、触って、そこで殴り合いの喧嘩になって、先生に校庭を10周走らされて・・・・。
アイツはいちいちなんでも突っかかってきやがって、遠足のときも水筒が色違いなのはたまたまで偶然なのに、まねしただのなんだの振り回しやがって、おかげで初めて使ったのにストラップ切れちゃって、、あの時はって!
あぁ!ちが~~う!!
上官部下時代。完全な原作無視の「身代わり伯爵」のパロです。
完全にお遊びですので、許せる方だけお読みください。
上官部下時代。自覚後です。パロなので詳しい時期は設定してません。
今回は、我が家で初出演のお二人がいます。
では「☆昨夜の夢の続き☆」からです。
~第二幕~
見たい夢を見るのは、どんなおまじないがあったっけ。
目をつぶりながらそんなことを必死に考えた。
小指にクローバーを緑のペンで書くのは・・・片思いが実るんだっけ。
ってあの時それやったけど玉砕したじゃん!ってかちが~う!
えっとえっと。
あせって思い出すのは、なぜか子どもの頃にこっそり試した恋のおまじないばかりだった。
消しゴムに好きな人の名前を書いて・・使い終わるまで他人に触らせないだっけ。
アレは書いた日に、クラスの嫌味な男子!宿敵!長沢が「貸せよぉかさはら!!」って勝手に筆箱から出して、触って、そこで殴り合いの喧嘩になって、先生に校庭を10周走らされて・・・・。
アイツはいちいちなんでも突っかかってきやがって、遠足のときも水筒が色違いなのはたまたまで偶然なのに、まねしただのなんだの振り回しやがって、おかげで初めて使ったのにストラップ切れちゃって、、あの時はって!
あぁ!ちが~~う!!
「違うってなにがだ」
「堂上!!」
「呼び捨てかっ!!」 すぱーん!
「いたたた!」
カツン
スリッパのようなもので後頭部をはたかれて、思わず一歩前に踏み出した。
その自分の足元に驚く。
さっきと違う靴だ。
今度は薄ピンクにかわいい白いリボン。
ドレスもずいぶん先ほどに比べると質素、というかシンプルな感じがした。
床も先ほどとは違う床だ。夜には変わりないが、場所が部屋の中になっていた。
「あれ?頭重い」
「こら、ゆするなカツラが取れるぞ。」
堂上にそのまま頭ごと引き寄せられて驚いた。
がくんと足首がよれて片方のヒールを踏みはずす。
「きゃっ!」「ほら!!」
倒れそうなところを、今度は腰を両手で抱えられて。
「お前はどこででも落ち着きがないな・・・。」
と堂上はぐっと笠原を自身に引き寄せた。
自分と堂上の間に隙間なんてなくなっている。
今度はマントを羽織ってる堂上は・・・・またかっこいいじゃないですか・・・・・。
そんな落ち着いた声で、それも耳元でしゃべらないで!
といいたいが、全く力が入らない。
「あ・・・。ちょ・・・・。離し・・」
「だめだ。」
その声に驚いて顔を上がると、うっすらと月明かりだけの部屋に、
堂上の黒い瞳だけが光って見える。
「だめだ。」
思わず目をそらすと、部屋の壁にかかっている姿見のような大きな豪華な鏡に、
自分と、それを抱きかかえる堂上の姿が映る。
外には月が青い。
私を見つめる教官の横顔は、真剣で・・・・。
胸が熱くなる。苦しくなる。
「ほら、またどこ見てんだお前は・・・。」
「え?だって・・・鏡に・・・月が・・・」
「月が・・・なんだ?・・・・ん?」
ゆっくりと顎に手をかけられ、正面に向けられる。
あぁ!また息がぁ!!どうしよう!どうしよう!!
そうだ!止めよう!
「すん~~~ふん!」
笠原は、目もつぶったが、同時に鼻から空気をめいっぱい吸い込んで止めた。
ぷっくっとふくらんだほっぺはうっすらピンクで、眼はぎゅっと閉じられたその姿はどこまでもかわいらしく・・・。
「ぶは!!」
「???」
「いやスマン!はははっお前!」
堂上としては、笠原のあまりに幼いしぐさがかわいらしくて、嬉しくて、思わず噴出してしまったのだが、
笠原の乙女心は激しく傷ついた。
「はぁ~~!?酷い!酷いです!!教官!!」
「まてまて!」
「もう!本当に離してください!!もういやぁ!!」
「おい!悪かったって!おい落ち着け!」
ばたばたともがく笠原を必死で押さえようとする堂上の頭から帽子が落ちた。
「ほら!もう落ち着け!」
「やん!」
「そうだよなぁ、あれは堂上が・・悪いなぁ!」
「そうですよ!教官が悪い・・・ん・・ん?」
驚いて声の主に目を向けると、月夜の窓際に立つ毛むくじゃらの
「「猫??」」
「おう!そうなんだよ~すっげぇだろ?もっふもふだよ~~!あ、違う違う、
もっふもっふだにゃ~~~!!!」
月夜を背景に、両手をかわいらしく挙げる巨大な猫が一匹。
よく見ると猫の口の部分から顔が見えている。
まぁ、顔が見えていなくても、この話方と声で十分にその人物は把握できる。
「・・・・・。」
「なにしてんですか、進藤一正。」
「何っておまえ、みてわからんか?王子だ王子!にゃはは!俺が王子だってよ!
見ろよ笠原!抱きつきたいか~?抱きついてもいいぞぉ~~!もっふもふだにゅあ~~!
俺、これを娘に見せたいにゃぁ~~!」
隊内いちの狙撃の名手は、真っ白いもっふもふの猫の着ぐるみをきて小躍りしていた。
「・・かっかわいいかも!!」
「こら、俺から離れるな。つ~か猫の格好でも中身はおっさんだぞ、やめとけ。」
「えぇ~~!ちょっとだけ!」
「そうだな。やめといたほうが賢明だな・・・。」
「そうだ!やめとけって・・・え?」
「緒方副たい・・・ちょ?」
「あぁ、二人とも、邪魔して悪いな。すぐアレを連れて退散するから。」
コツコツと華奢なヒールを響かせて、わっさわっさとドレスをなびかせて歩く緒方がそこにいた。
「なぜ・・・緒方副隊長が・・・。」「・・・ルーディー???」
「あぁ、隊長よりかはましじゃないかって話になってな。」
「いや、あのそうではなくてですね・・・。」
「そうですよ!そうではなくて!その胸!!どうして副隊長だけつけ胸が入ってるんですか?!
ずるいです!それなら私も入れたいです!」
「こら!離れるなって!ってそこか?今聞くのはそこか??」
離れようともがく笠原を堂上は後ろから抱える格好になった。
「おう!いい格好だな!そのまま押さえ込んでやっちまえ!」
「いいからほら行くぞ。じゃぁな。ふたりとも、じゃましたな。」
深緑のモスリンのドレスを翻しながら、白い猫を拉致・・いや、つれた緒方が部屋をあとにした。
ふたたび月明かりの部屋に二人。
「はぁ・・・まったくなんて夢だ」堂上は笠原の肩に顔をうずめた。
自分の肩にかかる黒髪と頭の重みに、心臓が跳ね上がる。
「あ・・あの!教官!」
そういうとぎゅっと胴に回された両手に力が入った。
「・・・・なんだ」
ちょっとかすれた声も素敵・・・とか思ってる間に、
「言うことがないなら・・いい加減こっちむけよ。なぁ。」
くるりと、気がつけば堂上の胸の中に郁はすっぽり埋まっていて、
再び・・・。
ぴぴっ!ぴぴっ!ぴぴっ!ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ!!!!
「ふんぬぅ!!」
と乙女らしからぬうなり声を上げて、郁は枕元のアラームを止めた。
「ぬあぁぁぁ!!!夢か!!」
あまりにも明るい白い普通の壁。クリーム色のベッドカーテン。
「だからどんな夢よ!」
そうカーテンの向こうから柴崎に声をかけられ、寝ぼけた頭でベッドからはいでた。
「ぬあぁぁ・・・最悪!」
しかし本当の最悪はこれからだった。
堂上だけでなく、緒方相手にも動揺しまくったか笠原の、この日一日の業務は散々だった。
[ 暗転 ]
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