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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS 誕生日 堂上side

ども♪まるちゃです!年末感謝祭~~!!




昨日につづきまして、今夜もアップ。

堂上の誕生日ネタです。

私なりにはクリスマスの直前かなって。
クリスマス過ぎちゃうと、クリスマスより正月にくっつく気がするので。

ではでは今夜もお楽しみください。

20万ヒットで、こんなことして欲しいってのがあったら、拍手コメントからでもかまいませんので、なにかアイディアください。
できそうなのしかやりませんが。。。。1月末に娘が入院なので(笑)
なにかあればいつも来てくれている皆さんにお聞きしたいなと。

よろしくです!

あ、年賀的なイラスト! がんばります!!


では☆ さっさといけ堂上 ☆からどうぞ。

一部機種の方はそのまま下へ。☆三つから本文です。

拍手[50回]

☆☆☆

堂上誕生日

堂上の回想から始まります。
上官部下時代。実は両想い時期。先にのせた郁sideと同じ日のことです。

☆堂上sid ☆


『もしもし?篤?』
「うん聞いてるよ母さん」

母さんからこの時間に電話があるってことは、今夜の誕生日の夕食はなしになったんだなと、中学生の俺にはわかっていた。
でも仕事だし、もう何回かあったけど、その都度、父さんや母さんはフォローをできる限りしてくれることもわかってる。

『ごめんねぇ。気温が下がって小児科の入院が思った以上にすごくてね。母さんそっちに回ることになったから、今夜は夜勤になっちゃたの』
「うん。俺は大丈夫だから。それより母さんは大丈夫なの?」
『母さんは平気よ。仕事だもん』
「うん」
『それよかあんたよ!ごめんね。今日帰りに買っていこうかと思ってたから、ケーキも予約してないし・・・』
「うん。大丈夫だよ。いいから。ね?」
『お父さんにさっき連絡したから、後はお父さんたちとね?』
「うん。大丈夫だから」
『そう?まぁもう中学生だもんね。じゃぁ静香の事もお願いね』
「うん。大丈夫だから、心配しないで・・・じゃぁ」


「おにぃ~~~ちゃん!だれだれだれ?」
「何がだ?」
「電話!ねぇ電話は誰から?」
「あぁ。母さんだよ」
「え?本当?ケーキどれにしたって?お寿司ちゃんと買えたって?」
「仕事、夜勤に延長だって。ケーキは予約してないし買ってないって」
「えぇ~~~!!お兄ちゃんのばか!!」
「いてっ」
「ばかばかばかばかっ!」
「ちょ、ちょっと待てよ。父さんからメール入ってるからっ!いてっ!静香!!本気で怒るぞ?!」

妹の攻撃なんて、いつもかわいいもんであまり痛くはない。
でもいつも以上に腹が立った。

「うぅぅぅ~~~!」
「泣くな・・・ちょっと待ってろ・・」
「ケーキケーキケーキィ!!」
「そこか・・・」

俺は堂上篤、昨日14歳になった。
俺の足元でうずくまってごねてるのは妹の静香。
母親は看護士で今日は日勤から夜勤に延長になって・・・といっても、普通の夜勤よりも早くはあがれるらしい。
人員が整えば・・らしいけど。
父親は普通の会社員。でも今日はなんかアクシデントとかで休日だけど会社に行っている。
今、その父親からのメールを携帯で受信したところ。

「ほら、父さんからメール!ケーキは会社の近くで買うって。二人で父さんの会社のある駅まで来いって。晩ご飯もあっちで食べようって」
「・・・・」
「静香?用意しろよ?」
「・・・・」
「ハンカチとパスモと、あとポケットティッシュ」

黙って立ち上がって歩いていく妹の後ろ姿に声をかけ続ける。

「夜は寒くなるから、短いそんなスカートやめろよ。あと手袋とマフラー」


その年の誕生日は、会社の近くの喫茶店で一時間以上待たされて、そのあと小さな創作料理屋でご飯を食べた。
一緒に父さんの会社の部下とかが集まってくれて、ケーキもそこで食べれた。
そのころやっと妹の機嫌がよくなったが・・・

本当に女子供はケーキが好きだよな。

こんなこと思い出すのは、たまたま自分の誕生日が近かったってことと・・・。
ついさっきまで一緒だった・・・脱兎のごとく女子寮に駆け込んでいった・・・できればだ・・・と色々と考えてしまう相手で・・・
そんな俺の部下らしき人物が、さき程からコンビニのスイーツコーナーで、体をかがめてはケーキとにらめっこしていると思われるのを見てるからだ。

確か「女子会続きで食べ過ぎてダイエットしてる」とか言ってなかったか?

「よし!・・・ん~でもやっぱりこっちか?!」とかなんとかさっきから言っている。


こちらはまたしても買い物籠をぶら下げて・・・その部下に声をかけようかどうしようかと、同じ事で悩んでいた。
先ほどは手に濃い緑のスクエア柄のネクタイを持ってうなっていた。
誰かへのプレゼントか?
あいつのプライベートに何も言える権利も立場もないのにな、我慢できずに声をかけた。

でも声を出す瞬間まで迷っていた。
だがこれは迷うことは無いな。

「おい。お前。ダイエットはいいのか?」

そう声をかければ、またしてもおかしな声を上げながら跳ね上がった。
その頭を、俺はがっしりと捕まえてこちらを向かせる。

こいつのプライベートなんてどうでもいい。
プライベートのこいつの隣に、誰が居て、誕生日やら何やらを一緒に過ごそうがどうしようが・・・。

こいつが幸せなら、それでいい。

そう思っていたのに、いるはずなのに、どうしてもとめられなくなる自分が居る。

はわはわとなってる部下に活を入れて、その手に掴んでいるスイーツをとって自分のかごに入れた。

「きょっ教官!!」
「さっきの礼な。ダイエットは明日からにでもしろ」
「それってした方がやっぱりいいってことですか?」
「違う。するな。ほら帰るぞ」

えぇ~なんか横暴!とかなんとかいいながら、やつは顔を赤く染めたままついてくる。



☆おわり☆   おつきあいありがとうございました!よいお年を!!



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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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