春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
SS 舞い落ちるは 2
- 2012/02/29 (Wed)
- 図書館SS |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
携帯からの更新です。
短めに切ってあります。
上官部下時代。ララDXからの妄想です。
☆☆☆
結婚式の二次会と言っても普通のイタめし居酒屋で、そこに20人ぐらい集まっている。
今回海外に行くコマちゃんこと駒川さんは、大学で同じ寮にいた仲間。
大学を出た後も大学に残って研究してたんだけど、あるとき彼女の恋人が事故にあって・・・彼は義足を使う身になってしまった。それからはコマちゃんはその技術を学ぶべく努力をしてきた。
そして恋人と一緒にドイツへと渡ることになったのだ。
コマちゃんはあきらめなかった。
競技選手を指導する道を変えて技術者になった。
元々機械いじりも向いてたみたい。そんな風に笑う彼女はとっても幸せそうで。
いいな、夢をかなえて・・・とつい口から出てしまった。
それが隣にいた薫には聞こえたらしく「夢をかなえたのはあんたも一緒でしょ!花の図書防衛員が!!」といわれてしまった。
そうだよね。
それが私の夢だった。
そしてあのときの王子様に再会することも。
送別会でも薫が私の酒量をわきまえているので、寝オチしない様に目を光らせてくれた。
ついつい堂上教官のことを思い出しちゃって、顔が熱くなった私に気がついて、
「なに?大丈夫?外の空気すう?」と・・・大丈夫だと言うのに薫に外へ連れ出された。
お店の前のガードレールに軽く腰掛けて並ぶと、薫がじっとこっちをみてる。
「なに?ホントに大丈夫だよ?」
「いや、そうじゃなくてさぁ。郁・・・あんた好きな人でも出来た?」
「えぇ?ででででででぇ?」
「そうか、とうとう出来たか。王子様から卒業したかぁ~~」
「えぇぇっなななななんでそれっ!!」
「いままで王子さま一筋で夢見る夢子ちゃんに好きな男ができたか・・・」
「えぇ~~っちがっあれ?」
「ねぇ、てことは王子様に会えたの?」
「え?う・・・ん。」
「ねぇ王子さまってどんな人だった?」
「どんなって・・・やっぱり素敵な人だよ・・・。」
「へぇ~~で。郁の好きな人は?」
「んと・・・・それは同じくらい?うんそれ以上?いやそうじゃなくてぇ」
「なによっはっきりしないわね~~」
そう薫に詰め寄られたけど、正直どういっていいのかわからない。
いや、どっちも素敵・・・どっちも好きって・・同じ人で、でも好きになったというかあこがれたのは別々で・・・えっと。
「なに?二人して楽しそうだね。お・・なんだまだ寒いじゃん、お前ら何?中に戻ってこないの?」
「あ、敬ちゃん先輩はタバコですか?」
「いや酔いざましってか禁煙中~。会社のビルがさ、全面禁煙になってさ、めんどくさいから禁煙してんの。」
「なにそれ~」
「あのさ、笠原・・・お前携帯のメアドかわったのか?」
「へ?メアドですか?はい。」
「って先輩!卒業してかた何年立ってると思ってんですか~って私には聞かないんですかぁ?」
「なんだよ薫のも変わったのか?」
「かわってませ~ん。なんか寒くなっちゃったから店にもどろっか郁」
薫はそういって私に腕を絡ませて歩き出した。
「郁の背はちょうどいいのよね~腕を組むのにさぁ~」
背後で敬ちゃん先輩がおいって薫を呼ぶのが聞こえたけど、薫はぐいぐいと私をひぱって店内にもどった。
それからも薫にはあたしの好きな人について追求されて・・・
「もしかして人に言えないような間柄じゃないでしょうね?!」
と睨まれた。
「人にえない=不倫」とすぐには頭に浮かばなくて・・なんだそりゃ?と絶句してしまったのを、薫は図星と誤解してしまった。
だからつい・・・
「違うの!教官は独身!」と言ってしまった。
その日はそんな感じ薫でずっとしゃべってた。
あたしは柴崎以外とする恋バナを堪能した。
3につづく
短めに切ってあります。
上官部下時代。ララDXからの妄想です。
☆☆☆
結婚式の二次会と言っても普通のイタめし居酒屋で、そこに20人ぐらい集まっている。
今回海外に行くコマちゃんこと駒川さんは、大学で同じ寮にいた仲間。
大学を出た後も大学に残って研究してたんだけど、あるとき彼女の恋人が事故にあって・・・彼は義足を使う身になってしまった。それからはコマちゃんはその技術を学ぶべく努力をしてきた。
そして恋人と一緒にドイツへと渡ることになったのだ。
コマちゃんはあきらめなかった。
競技選手を指導する道を変えて技術者になった。
元々機械いじりも向いてたみたい。そんな風に笑う彼女はとっても幸せそうで。
いいな、夢をかなえて・・・とつい口から出てしまった。
それが隣にいた薫には聞こえたらしく「夢をかなえたのはあんたも一緒でしょ!花の図書防衛員が!!」といわれてしまった。
そうだよね。
それが私の夢だった。
そしてあのときの王子様に再会することも。
送別会でも薫が私の酒量をわきまえているので、寝オチしない様に目を光らせてくれた。
ついつい堂上教官のことを思い出しちゃって、顔が熱くなった私に気がついて、
「なに?大丈夫?外の空気すう?」と・・・大丈夫だと言うのに薫に外へ連れ出された。
お店の前のガードレールに軽く腰掛けて並ぶと、薫がじっとこっちをみてる。
「なに?ホントに大丈夫だよ?」
「いや、そうじゃなくてさぁ。郁・・・あんた好きな人でも出来た?」
「えぇ?ででででででぇ?」
「そうか、とうとう出来たか。王子様から卒業したかぁ~~」
「えぇぇっなななななんでそれっ!!」
「いままで王子さま一筋で夢見る夢子ちゃんに好きな男ができたか・・・」
「えぇ~~っちがっあれ?」
「ねぇ、てことは王子様に会えたの?」
「え?う・・・ん。」
「ねぇ王子さまってどんな人だった?」
「どんなって・・・やっぱり素敵な人だよ・・・。」
「へぇ~~で。郁の好きな人は?」
「んと・・・・それは同じくらい?うんそれ以上?いやそうじゃなくてぇ」
「なによっはっきりしないわね~~」
そう薫に詰め寄られたけど、正直どういっていいのかわからない。
いや、どっちも素敵・・・どっちも好きって・・同じ人で、でも好きになったというかあこがれたのは別々で・・・えっと。
「なに?二人して楽しそうだね。お・・なんだまだ寒いじゃん、お前ら何?中に戻ってこないの?」
「あ、敬ちゃん先輩はタバコですか?」
「いや酔いざましってか禁煙中~。会社のビルがさ、全面禁煙になってさ、めんどくさいから禁煙してんの。」
「なにそれ~」
「あのさ、笠原・・・お前携帯のメアドかわったのか?」
「へ?メアドですか?はい。」
「って先輩!卒業してかた何年立ってると思ってんですか~って私には聞かないんですかぁ?」
「なんだよ薫のも変わったのか?」
「かわってませ~ん。なんか寒くなっちゃったから店にもどろっか郁」
薫はそういって私に腕を絡ませて歩き出した。
「郁の背はちょうどいいのよね~腕を組むのにさぁ~」
背後で敬ちゃん先輩がおいって薫を呼ぶのが聞こえたけど、薫はぐいぐいと私をひぱって店内にもどった。
それからも薫にはあたしの好きな人について追求されて・・・
「もしかして人に言えないような間柄じゃないでしょうね?!」
と睨まれた。
「人にえない=不倫」とすぐには頭に浮かばなくて・・なんだそりゃ?と絶句してしまったのを、薫は図星と誤解してしまった。
だからつい・・・
「違うの!教官は独身!」と言ってしまった。
その日はそんな感じ薫でずっとしゃべってた。
あたしは柴崎以外とする恋バナを堪能した。
3につづく
PR
リンク
カテゴリー
カレンダー
カウンター
それなりに
旦那もち子もち主婦。
明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。
心は16歳と言い切る図太さをもつ。
基本的にアレルギー体質。
右と左を間違える。
「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。
埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
HN:
まるちゃ
性別:
女性
趣味:
なにかつくること


この記事へのコメント