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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS カルア 1

ども♪まるちゃでし!

寒い日々が続きますが、皆様の玄田はいかがでしょうか。
インフルエンザにも負けない玄田でいたいですね。

この前の更新で愚痴りましたが、落ち込むだ落ち込んで愚痴って、
さてとと前向きに取り組みまして。
そしたらぽろっと解決策が・・・。
それが出たら解決までものの5分ですよ。
私の悩んだ一週間はなんだったのかね?と。
あまりの解決の早さに、今回のトラブルの原因の人を責める気持ちもふっ飛んで笑っちゃいました。結局は私の管理ミスだし・・・気をつけようっと。

と言うわけで、プチ連載です。

毎回短いですが、4話になります。
溜めて読んでもよし、ちびちびと楽しんでもよし!
拍手コメントへのお返事は連載後に一括してお届けしますので、
皆様のお声をお聞かせいただければと思います。

では、上官部下時代のオリキャラあり。

☆ お目付け役 ☆からどうぞ。
一部機種の方はそのまま下へ・・・☆みっつから本文です。

拍手[55回]

☆☆☆


カルア  1



上官部下時代。王子様発覚後あたり。
オリキャラありです。






今回の飲み会は、本当に偶然が重なった。



業務部と合同の同期会だ。
いつもは勤務があわないとか、色々と理由をつけて断ることが多い。
今回はちょっとした貸し借りのツケに出席を要望されて、つい笠原は了承してしまった。

そして柴崎も一緒に出る予定だった。
しかし急な研修が柴崎に入ってしまったのだ。
笠原には業務部の研修といてあるが、実は情報部のものなので普段の研修とは勝手が違う。
内容によってはかなり遅くになることもある。

そうなれば、もちろんお目付け役として手塚を手配済みだ。

「俺の意思はどこだ・・・。」とつぶやく男を一瞥し、
「なに?頼みが聞けないっての?」と言い返せば「いや!違う・・いや・・・そうじゃなくてだな・・・。」
「とにかく、手塚解ってるわね。・・・笠原を頼んだわよ。」
「・・はぁ~~。あいつに飲ませなきゃいんだろ?」
「なにかあったら、ただじゃ済まさないわよ。」
「なぁ・・あいつはもう大人だよな?なんでそこまで・・・・」

「手塚。」

廊下で話していた二人だったが、呼ばれたその声に驚いて振り向くと・・・・

「堂上二正!なんでしょうか?」
「いや・・・今日が同期会の日か・・・。お前も出るのは珍しいな。」
「そうなんですよぉ!たまにのことだから羽目をはずさない様に行ってらっしゃいねって今ぁ話してたんです。」
「・・・なんだ柴崎は出ないのか?」
「はい。今日は午後から急に研修に行かなくてはいけなくなりまして。」
「・・・じゃぁ」
「笠原は手塚がしっかりと面倒見るそうですので。」

ちろりと堂上が手塚に視線をむけた。

「はい!」なぜか敬礼してしまった。
そのそぶりに堂上は苦笑いを浮かべて頭をガリガリとかいた。
「ん。まぁ・・あいつもいい大人だしな。まぁ節度をわきまえて楽しんで来い。」

そういうとくるりと背を向けて歩き出した。
「私も行くわ。じゃね手塚!」と柴崎がふざけながら手塚に敬礼をして、堂上のあとを追うように去っていった。
手塚はおもわず廊下にしゃがみこんでしまった。

柴崎は堂上に追いつくと「何かありましたらお知らせします。」とにっこりと微笑んだ。
堂上はそんな柴崎をちらりとみて眉間に皺を寄せた。
その表情が言葉に出来ない『了解』であるということを知っているからか、
ひるむことなく笑顔で「では失礼します」と立ち止まったままの堂上を残して去っていった。







同期会の会場である飲み屋は、駅の近くにあるちょっとこじゃれた感じの和風居酒屋で、
少し広めの座敷には防衛・業務部あわせて30人近くが集まっていた。

これだけ人数が多いのは珍しい。

しかし今回は「笠原と手塚が出る」と言うことでなんだかんだと人数が膨れたらしい。
おとり捜査から女の子っぷりが上がっている笠原と、こういう場所にはめったに出ない手塚。
そして手塚に集まった女子業務部員が目当ての防衛男子。
他館に配属になっているものも参加している。

「それでは皆様!かんぱーい!!」

幹事の音頭にあわせて声をあげて宴が始まる。

最初は手塚は笠原の近くにすわり、またそのほかの笠原防衛部隊(柴崎編成)も数人近くにいる。
しかし段々と回りはお酒がすすみ、笠原の隣の子がちょっとトイレと席をはずしたとき、すんなりと隣に座る奴がいた。

しかし手塚は、歴史小説の話にちょっと集中しちゃってそのことに気がつかなかった。
飲み会という名の合コンを避けてきたせいで特殊部隊以外の、特に業務部の男子との飲み会の経験も少なかった。
だからこんなに自分の好みとあう人物にあえて、手塚はちょっと興奮していた。

「おぉ!手塚もあれ、読んだか!そうそう!あのくだりがたまんねぇんだよ!」
「ちょっとわかりにくい表現だよな。でもあの涙が後の複線なんだよな・・・。」
「そうそう!手塚!それそれ!」

もともと手塚や笠原のテーブルに座ってなかったその業務部男子が「手塚もすきなんだって?」と背後から声をかけて談義が始まった。
手塚の両脇はしっかりと女子が固めており、動きそうもないので、手塚の背後から声をかけるしかなかった。
そのまま小説の話に二人で夢中になってしまい、目の前の笠原には背を向ける形で手塚は話しに集中してしまった。
またその脇を別の女子も囲み始めて、「ねぇねぇ!その作家さんのお薦めは?」だの「え~~面白そう!私も読みたいからタイトルもう一回いって!」
と段々と砦とへと化していった。

だから、手塚が気がついた時には、すでに遅かったのだ。


2に続く
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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