春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
クリスマスSS 気になる
- 2011/12/25 (Sun)
- 図書館SS |
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やほ♪まるちゃでし!
間に合った!
主人が年賀状をやっていて、この二日間は全く使えない状態でした。
主人が使ってない時間は私が忙しかったりして・・・だから携帯でてこてこ作りまして、今日やっと、息子の習い事の送り迎えに行ってる隙に更新です。
今年の更新はこれで最後かもしれません。
また時間が取れたらしたいと思います。
ララのネタバレもしたいけど、実は買いにいけてないんです!
ひぃ~~~!早く読みたい!
では上官部下時代。もうカミツレ前です。
クリスマスの日のこと。
っていうかあまりクリスマスらしくないじゃん!
来年はもっとクリスマスらしいハートフルな者を書ける様に精進いたしますので、これからもどうぞよろしく!
では☆ 欲しいものは ☆よりどうぞ
一部機種のかたはそのまましたへ。
☆みっつから本文です。
間に合った!
主人が年賀状をやっていて、この二日間は全く使えない状態でした。
主人が使ってない時間は私が忙しかったりして・・・だから携帯でてこてこ作りまして、今日やっと、息子の習い事の送り迎えに行ってる隙に更新です。
今年の更新はこれで最後かもしれません。
また時間が取れたらしたいと思います。
ララのネタバレもしたいけど、実は買いにいけてないんです!
ひぃ~~~!早く読みたい!
では上官部下時代。もうカミツレ前です。
クリスマスの日のこと。
っていうかあまりクリスマスらしくないじゃん!
来年はもっとクリスマスらしいハートフルな者を書ける様に精進いたしますので、これからもどうぞよろしく!
では☆ 欲しいものは ☆よりどうぞ
一部機種のかたはそのまましたへ。
☆みっつから本文です。
☆☆☆
クリスマスSS 気になる
☆☆☆
「なんか・・・少し腹が減ったな」
自室で調べ物をしていた堂上だが、パソコンを閉じて部屋の冷蔵庫を開けた。
「ろくなもんねぇなぁ・・・」
そう呟くと迷わずに財布を掴んでダウンジャケットを羽織った。
流石に夜は冷える。
まだ門限には余裕があるが基地に一番近いコンビニに向かって自然と足は速まった。
店に着くとカゴを手に取り真っ先にビールのある場所へと向かう。
お、冬季限定のがでたな。
堂上はそのビールを何本かカゴに取り、少し迷ってロング缶も数本かごに入れた。
後はつまみと・・・定番のカップ麺もついでに買っていくか・・・・
目の端にチラリと・・・見覚えのある物が目に入り思わず足を止めた。。
そうだ、確かにアレだ・・・
それは今日の昼休憩の時だった。
いつもの様に班の皆と基地の食堂で飯を食ってた。
そして笠原と手塚がまたいつものように小競り合いを始めた。
そろそろ叱るかと言うところで邪魔が入った。
いや、結果的に小競り合いか止んだのだから邪魔というのは可笑しいか…。
「いたいた笠原ぁ!ほら!これだろ?!」
西尾とかいう笠原の同期の防衛員が急に割り込んできたんだ。
そのデカイ声に、つい睨んでしまった。
「あ!こっ小牧二正!堂上二正!お邪魔致します!」
「いや構わないけど、もう少し声は押さえるようにね」
小牧の顔を見ると、面白げなまなざしでこっちを見返して来やがった。
だからどうした?
しかしその意味をすぐに理解した。
この男
こいつはやたらと笠原に絡んでくる。
テーブルの端に座る笠原の隣にしゃがみこみ、その片手は椅子の背に回している。
それは半分抱き締められてないか?
ただ話をするのには近すぎるだろ?
「でさ、駅の近くのコンビニでこれ!お前欲しがってたじゃん?」
「え?うそうそ!あったの?・・・・あ~!違うおしいっ!」
「笠原!声を押さえろ・・・・」
「あ!すいません教官・・・あのっ」
「え?違うのか?だってモモイルカってやつだろ?」
「え?あ、西尾、これはクロタコラだよ。モモイルカと彼がいるところをなんか邪魔するキャラクターで・・・」
「あ~だから沢山残ってたのか!」
「うん。そうだねぇ」
「じゃあ要らないよな」
「あ、ううん。せっかくだから貰っておくよ!ありがとう!」
「えっあぁそうか?・・・おっおうっ!じゃあなっ」
そいつは顔を真っ赤に染めながら去っていった。
その顔を笠原は全く見ていなかった。
小牧が貰ったそれを検分しながら笠原から話を聞き出している。
それはモモイルカの仲間のマグネットで・・・ペットボトルにおまけに付いているやつだ。
笠原が欲しいモモイルカは「クリスマスバージョンのっモモイルカと彼が一緒のデザインので、それはどこを探してもないんです」
と子供っぽくてすいませんとかなんとかいってやがる。
笠原が携帯にいつまでもあのモモイルカを付けているので、それ好きなのか?と西尾に聞かれたのが今回のきっかけだとか・・・・。
「そうだね。そのストラップはずっと付けてるもんね。大好きなんだね?」
という小牧の言葉に笠原は真っ赤になりながら黙ってしまった。
*******
堂上はお茶のところで足を止めた。
見間違えではない。
冷蔵棚の中で整然と並ぶお茶は、その首にオマケを付けている。
ピンクに縁取られた小袋の中身は、そのほとんどが昼に見たあの黒いキャラクターだ。
しかしちらりと見えたピンクと水色・・・・堂上は冷蔵庫のドアを開けお茶を数本取りだし、その目当てのものを付けたのを取り出した。
ビールと一緒にカゴに入れて何事もない様に買い物を続けた。
「あら?堂上教官?奇遇ですね」
レジで会計をしていると背後から声をかけられた。
この声は・・・
「柴崎か」
「そんなにキョロキョロしなくても笠原と一緒ですからご心配なく」
「キョロキョロなんかしとらん」
「柴崎待って!ってえぇっ!どどど」
「コラ落ち着けっ!・・・お前らそろってどこか出掛けてたのか」
いつもより少しだけ背が高い笠原の頭に手を置いた。
うっと言ったきり黙った笠原の代わりに柴崎が説明してくれた。
「今日はクリスマスなので急遽同期で飲み会と言う事になって出掛けたんです。皆は二次会に行きましたが、私たちは帰るとこなんですけど・・・・」
「なぁ笠原!やっぱり二次会いこうぜ!カラオケ!」
「へ?もう帰るっていったじゃん!」
「でもカラオケの横のコンビニ!あそこにもよってやるからさ~!」
そこに又しても突然現れたのはあの西尾だ。
外を見ると数人の隊員達があきれ顔でこちらを見ている。
俺に気がついて敬礼するやつが数名・・・
「お前たち、買い物するならさっさとしろ。レジ前で迷惑だろ」
「え?あっ堂上二正?!」
やはりコイツ・・・俺は目に入ってなかったらしい。
お前みたいにデカクなくて・・・小さくて悪かったな。
「ほら、外で仲間が待ってるぞ、いかんでいいのか?」
「いやっあのっ自分は!」
「ほらっ西尾!もう行って!私達帰るから!」
ぐいっと笠原が西尾を店の入り口に押し出した。
戸惑い顔の西尾に、柴崎が「私達は堂上教官に送って貰うから~ね!教官!」と笑顔で手を振っている。
そんな話しにいつなったのかと言いたいところだが、寮に帰るならそうする以外にはない。
「ほら、お前らはなに買うんだ?」
外へ向かいながらもこちらをまだ伺う西尾の視界を遮るように、笠原に促した。
「え?あっと」
「ケーキが食べたいなぁって。ね!笠原!」
「なんだこんな時間から甘いものか?」
「あら、クリスマスですもの、今日ぐらいはいいんです」
と言いながら既にアルコールの軽いのを手のもっている柴崎。
「・・・・」
「なんだどした?珍しく静かだな?」
「・・・・・そんなことありません!」
「酒、飲んだのか?」
「少しだけ、乾杯の時だけです」
「じゃあ気分が悪いんじゃないんだな?」
「・・・はい。本当に何でもないんです」
そういいながら飲料水の冷蔵庫の前にきて・・・
やっぱりないか・・・そう呟く横顔に、自然と笑みがもれいたずら心もうずいてしまう。
「なんだ、まだオマケが欲しいのか?それでそんなに元気が無いんだな?」
「え?いやっちがっそんなんじゃないです!」
「じゃあなんだ?」
むくれる顔を横目に、先ほど買ったお茶からおまけの部分だけを取り外す。
「だから何でもないって言ってるじゃないですか!もうしつこいです!」
「ほら。買ったらついてた。やる」
「え?・・・あ!」
「欲しかったやつ。それでいいのか?」
「・・・あの・・・探してくれたんですか?」
「いや、たまたまお茶を買ったら付いてたんだ」
「へぇー凄い!無欲の勝利ですね!!私なんて何件も探したのに!いいんですか?」
「ああ、貰っとけ」
そう言ってポスポスと笠原の頭の上で手を弾ませる。
赤く染まって嬉しそうなほっぺたした笠原に、ケーキはいらんのかというとそうだったと慌ててデザートのコーナーに向かった。
柴崎ときゃいきゃいと選んではレジに向かう。
レジでちょっと笠原がこっちを見た。
なんだ?足を進めて近づくと慌てている。
「あ!やっぱ、やっぱいいよいらないからっ!」
「なにいってんのよ、お腹空いてるんでしょ?食べればいいじゃないの」
「なんだ、腹がへって元気が無かったのか?」
俺に声をかけられて余計に慌てる笠原。
「あの、アメリカンドックはどうなさいますか?」
笠原は店員に聞かれて「要りません!」と言って会計を済ませた。
そのまま走って行く勢いの笠原に。
「笠原!止まれ」
と声をかければ、うなりながら足を止めた。
「すいません。アメリカンドック2つ下さい」
俺は会計を済ませ「待たせたな」と声をかけて店を出る。
そして買ったアメリカンドックを笠原に一つ渡した。
「えっと・・・・あのっ」
「久々に食いたくなった。付き合え」
「あ・・・・」
「ほら、2つは食えん。奢ったやるから喰え」
「じゃあ頂きます。すいません」
「俺が食いたかったんだ。ほら行くぞ」
え~私にはないんですかぁ~そうですかぁ~と軽口を叩く柴崎に
「なんだお前も食いたいのか?」と聞けば「私が食べると思います?温かいココアでいいですよ?」と自販機を指差す。
柴崎にココアを買ってやると「教官からクリスマスプレゼントいただきましたぁ~」と笑顔で言われて、
そうか、クリスマスか。
着飾った笠原の後ろ姿に、俺とお茶を飲みに行くときも着飾って来てくれるだろうか。
そんなことを考えては白い息を吐いた。
終わり
2018/12/26 改稿
クリスマスSS 気になる
☆☆☆
「なんか・・・少し腹が減ったな」
自室で調べ物をしていた堂上だが、パソコンを閉じて部屋の冷蔵庫を開けた。
「ろくなもんねぇなぁ・・・」
そう呟くと迷わずに財布を掴んでダウンジャケットを羽織った。
流石に夜は冷える。
まだ門限には余裕があるが基地に一番近いコンビニに向かって自然と足は速まった。
店に着くとカゴを手に取り真っ先にビールのある場所へと向かう。
お、冬季限定のがでたな。
堂上はそのビールを何本かカゴに取り、少し迷ってロング缶も数本かごに入れた。
後はつまみと・・・定番のカップ麺もついでに買っていくか・・・・
目の端にチラリと・・・見覚えのある物が目に入り思わず足を止めた。。
そうだ、確かにアレだ・・・
それは今日の昼休憩の時だった。
いつもの様に班の皆と基地の食堂で飯を食ってた。
そして笠原と手塚がまたいつものように小競り合いを始めた。
そろそろ叱るかと言うところで邪魔が入った。
いや、結果的に小競り合いか止んだのだから邪魔というのは可笑しいか…。
「いたいた笠原ぁ!ほら!これだろ?!」
西尾とかいう笠原の同期の防衛員が急に割り込んできたんだ。
そのデカイ声に、つい睨んでしまった。
「あ!こっ小牧二正!堂上二正!お邪魔致します!」
「いや構わないけど、もう少し声は押さえるようにね」
小牧の顔を見ると、面白げなまなざしでこっちを見返して来やがった。
だからどうした?
しかしその意味をすぐに理解した。
この男
こいつはやたらと笠原に絡んでくる。
テーブルの端に座る笠原の隣にしゃがみこみ、その片手は椅子の背に回している。
それは半分抱き締められてないか?
ただ話をするのには近すぎるだろ?
「でさ、駅の近くのコンビニでこれ!お前欲しがってたじゃん?」
「え?うそうそ!あったの?・・・・あ~!違うおしいっ!」
「笠原!声を押さえろ・・・・」
「あ!すいません教官・・・あのっ」
「え?違うのか?だってモモイルカってやつだろ?」
「え?あ、西尾、これはクロタコラだよ。モモイルカと彼がいるところをなんか邪魔するキャラクターで・・・」
「あ~だから沢山残ってたのか!」
「うん。そうだねぇ」
「じゃあ要らないよな」
「あ、ううん。せっかくだから貰っておくよ!ありがとう!」
「えっあぁそうか?・・・おっおうっ!じゃあなっ」
そいつは顔を真っ赤に染めながら去っていった。
その顔を笠原は全く見ていなかった。
小牧が貰ったそれを検分しながら笠原から話を聞き出している。
それはモモイルカの仲間のマグネットで・・・ペットボトルにおまけに付いているやつだ。
笠原が欲しいモモイルカは「クリスマスバージョンのっモモイルカと彼が一緒のデザインので、それはどこを探してもないんです」
と子供っぽくてすいませんとかなんとかいってやがる。
笠原が携帯にいつまでもあのモモイルカを付けているので、それ好きなのか?と西尾に聞かれたのが今回のきっかけだとか・・・・。
「そうだね。そのストラップはずっと付けてるもんね。大好きなんだね?」
という小牧の言葉に笠原は真っ赤になりながら黙ってしまった。
*******
堂上はお茶のところで足を止めた。
見間違えではない。
冷蔵棚の中で整然と並ぶお茶は、その首にオマケを付けている。
ピンクに縁取られた小袋の中身は、そのほとんどが昼に見たあの黒いキャラクターだ。
しかしちらりと見えたピンクと水色・・・・堂上は冷蔵庫のドアを開けお茶を数本取りだし、その目当てのものを付けたのを取り出した。
ビールと一緒にカゴに入れて何事もない様に買い物を続けた。
「あら?堂上教官?奇遇ですね」
レジで会計をしていると背後から声をかけられた。
この声は・・・
「柴崎か」
「そんなにキョロキョロしなくても笠原と一緒ですからご心配なく」
「キョロキョロなんかしとらん」
「柴崎待って!ってえぇっ!どどど」
「コラ落ち着けっ!・・・お前らそろってどこか出掛けてたのか」
いつもより少しだけ背が高い笠原の頭に手を置いた。
うっと言ったきり黙った笠原の代わりに柴崎が説明してくれた。
「今日はクリスマスなので急遽同期で飲み会と言う事になって出掛けたんです。皆は二次会に行きましたが、私たちは帰るとこなんですけど・・・・」
「なぁ笠原!やっぱり二次会いこうぜ!カラオケ!」
「へ?もう帰るっていったじゃん!」
「でもカラオケの横のコンビニ!あそこにもよってやるからさ~!」
そこに又しても突然現れたのはあの西尾だ。
外を見ると数人の隊員達があきれ顔でこちらを見ている。
俺に気がついて敬礼するやつが数名・・・
「お前たち、買い物するならさっさとしろ。レジ前で迷惑だろ」
「え?あっ堂上二正?!」
やはりコイツ・・・俺は目に入ってなかったらしい。
お前みたいにデカクなくて・・・小さくて悪かったな。
「ほら、外で仲間が待ってるぞ、いかんでいいのか?」
「いやっあのっ自分は!」
「ほらっ西尾!もう行って!私達帰るから!」
ぐいっと笠原が西尾を店の入り口に押し出した。
戸惑い顔の西尾に、柴崎が「私達は堂上教官に送って貰うから~ね!教官!」と笑顔で手を振っている。
そんな話しにいつなったのかと言いたいところだが、寮に帰るならそうする以外にはない。
「ほら、お前らはなに買うんだ?」
外へ向かいながらもこちらをまだ伺う西尾の視界を遮るように、笠原に促した。
「え?あっと」
「ケーキが食べたいなぁって。ね!笠原!」
「なんだこんな時間から甘いものか?」
「あら、クリスマスですもの、今日ぐらいはいいんです」
と言いながら既にアルコールの軽いのを手のもっている柴崎。
「・・・・」
「なんだどした?珍しく静かだな?」
「・・・・・そんなことありません!」
「酒、飲んだのか?」
「少しだけ、乾杯の時だけです」
「じゃあ気分が悪いんじゃないんだな?」
「・・・はい。本当に何でもないんです」
そういいながら飲料水の冷蔵庫の前にきて・・・
やっぱりないか・・・そう呟く横顔に、自然と笑みがもれいたずら心もうずいてしまう。
「なんだ、まだオマケが欲しいのか?それでそんなに元気が無いんだな?」
「え?いやっちがっそんなんじゃないです!」
「じゃあなんだ?」
むくれる顔を横目に、先ほど買ったお茶からおまけの部分だけを取り外す。
「だから何でもないって言ってるじゃないですか!もうしつこいです!」
「ほら。買ったらついてた。やる」
「え?・・・あ!」
「欲しかったやつ。それでいいのか?」
「・・・あの・・・探してくれたんですか?」
「いや、たまたまお茶を買ったら付いてたんだ」
「へぇー凄い!無欲の勝利ですね!!私なんて何件も探したのに!いいんですか?」
「ああ、貰っとけ」
そう言ってポスポスと笠原の頭の上で手を弾ませる。
赤く染まって嬉しそうなほっぺたした笠原に、ケーキはいらんのかというとそうだったと慌ててデザートのコーナーに向かった。
柴崎ときゃいきゃいと選んではレジに向かう。
レジでちょっと笠原がこっちを見た。
なんだ?足を進めて近づくと慌てている。
「あ!やっぱ、やっぱいいよいらないからっ!」
「なにいってんのよ、お腹空いてるんでしょ?食べればいいじゃないの」
「なんだ、腹がへって元気が無かったのか?」
俺に声をかけられて余計に慌てる笠原。
「あの、アメリカンドックはどうなさいますか?」
笠原は店員に聞かれて「要りません!」と言って会計を済ませた。
そのまま走って行く勢いの笠原に。
「笠原!止まれ」
と声をかければ、うなりながら足を止めた。
「すいません。アメリカンドック2つ下さい」
俺は会計を済ませ「待たせたな」と声をかけて店を出る。
そして買ったアメリカンドックを笠原に一つ渡した。
「えっと・・・・あのっ」
「久々に食いたくなった。付き合え」
「あ・・・・」
「ほら、2つは食えん。奢ったやるから喰え」
「じゃあ頂きます。すいません」
「俺が食いたかったんだ。ほら行くぞ」
え~私にはないんですかぁ~そうですかぁ~と軽口を叩く柴崎に
「なんだお前も食いたいのか?」と聞けば「私が食べると思います?温かいココアでいいですよ?」と自販機を指差す。
柴崎にココアを買ってやると「教官からクリスマスプレゼントいただきましたぁ~」と笑顔で言われて、
そうか、クリスマスか。
着飾った笠原の後ろ姿に、俺とお茶を飲みに行くときも着飾って来てくれるだろうか。
そんなことを考えては白い息を吐いた。
終わり
2018/12/26 改稿
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