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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS 二年目のハロウィン~当日~(前編)

やほ♪お待たせしました!待ってないとか寂しいから言わんといてぇな。

ハロウィンイベントの当日でございます。

前後編になってます。

後編にはイラストが付く予定です。

にょほほ。

上官部下時代。王子様発覚後です。

☆ はっぴーはろうぃん! ☆よりどうぞ。

一部機種の方はそのまま下の☆☆☆よりしたがSSになります。

ではどうじょ。

拍手[52回]

☆☆☆


上官部下時代
二年目のハロウィン
とうとう柴崎プロデュースのイベントがあける!(笑)



関東図書隊基地 ハロウィンイベント当日。
基地内の寮はいつもよりも早めに活動を始めていた。
この寮には、近隣の図書館に勤めるものも暮らしている。
それぞれの図書館の規模に合わせてイベントが企画されているが、やはり一番大掛かりなのはここ武蔵野第一図書館である。

寮の食堂はいつもより早い時間に活気付き、そしてこの時間にはあまり使われない寮の会議室やコミュニティ室などがにぎわっていく。
寮内に武蔵野第一図書館でのイベントに参加するものに召集のアナウンスがながれ、各々一斉に準備に取り掛かった。

「笠原はこっちよ」

そんな中、笠原は柴崎に手を引かれて、寮の集会室より狭い談話室に連れ込まれた。
笠原が何回聞いても「当日までのお楽しみ!」とか「楽しみはなが~~く取っておいた方がいいじゃない?」と柴崎はごまかし続けてきた。
そんなだからうきうきとしながら「わぁ、やっとどんな衣装か見せてもらえるんだね!」と談話室に飛び込んだ笠原だったが・・・

背後でドアが閉められて・・・柴崎がにこやかに微笑み鍵を掛けた。
思わず背筋が寒くなる笠原であった。

「何びびってんのよ!さっさとはじめるわよ!」

そういって柴崎は、まずはテーブルの上から小さめの茶色い紙袋を渡した。

「なにこれ?これが衣装?」
「はずれ!下着よ。」
「え?し下着ぃ?なんで?」
「問答無用!さっさと着替えて!」

そおっと紙袋を開けると、中からはいわゆる…

「てぃ…Tバック?」
「笠原、脱いだ下着はこっちのポーチに入れて、この袋に脱いだ服と一緒に入れてね。部屋に戻しておくわよ。」
「え?あ…うん」
「ほら!さっさと着替える!アンタは特殊メイクとかないんだからさっさと着替えて警邏でしょ?!」
「あ!そうだった!やばい~!」

時計を見ると確かに勤務の時間が迫っている。
渋々と笠原は着替え始めた。
下着を付け替えて、大きな紙袋から黒い衣装をだす。
やはり付けなれないものは落ち着かない。
先ほどまで布で覆われていたところになにも無いというのは、、なんとも頼りない気がするものだなと笠原は一人ため息をつく。
そんな感覚と戦いながら、もじもじと黒い衣装を広げるが、どこから着ればいいのかイマイチわからずにぐるぐると衣装を回した。
それを見て柴崎がさっと手を伸ばして衣装を広げて見せてくれた。

「これは伸縮性が高い生地で出来ていてね。
とあるスポーツメーカーの試作の生地だから、後で使用感とか聞くからそのつもりでね。」
「へ?スポーツメーカー?」
「なんでもスプリンター笠原郁のファンだってよ~…ほら、右足上げて。」
「え?はいはい」
「よいしょっと」

両足が衣装に納められ、スポットお尻まで衣装が引き上げられて、やっとお尻の心許ないのから解放された。

「ふぅ…やぁなんか暖かい気がする~。」

新しい生地と聞いて少し嬉しくなり自分のお腹を嬉しそうに撫でていた。

「ほら、次ブラとって」
「えぇ?」
「これね、ブラが無くても平気なつくりなのよ。」
「本当?」
「そうそう。結構しっかりサポートする為に胸の部分だけ加工が特殊なんですってよ。
今のウェアはそういうのが増えてるんでしょ?」
「ふぅん・・・。」
「あんた大学の頃とかそういうの着なかったの?」
「あ~監督がね、ああいうの好きじゃなくて・・・ホラ水着みたいなやつ。
だからランニングにトレパンだったよ。」
「へぇ~~。っとホラ腕を通してっと出来上がり!」
「わぁ、ズボンの裾が広がってるんだね。このズボン」
「足をくっつけてたってごらなさいな。ほら~ちょっとドレスみたいでしょ?」
「わぁ~本当だ」
「あんたじゃないとこんなの着こなせないわよ。ほらこれも羽織って。」
「なに?マント?」
「ちょっと違うのよ。マントじゃなにかのときに動きづらいから上官殿の意向を汲んでポンチョにしました。」
「へ?」
「それとポンチョの下にポシェット。これに隊員バッチは付けなさいね。」
「ん。了解!」
「もう堂上教官がうるさくって。そうそう暑くても教官の前でポンチョを脱いじゃダメよ?」
「・・・ん?あぁわかったりょうかぃ・・・。」
笠原はポンチョのボタン代わりの星型のブローチに意識が集中していて生返事だった。
・・・かわいい~。あ、帽子にも同じのが付いてる~。お菓子を入れるポシェットも星型なんだぁ~
柴崎ったらかわいいなぁ~!
用意されていた姿見で自分の姿を確認した。
昨年はダルマちゃんの衣装で仰天したが、今年は魔女だ。
それもパンツスーツ。
なんで柴崎は隠したんだろう?魔女って聞いてたら確かにこんなにドキドキしなかったなぁ~。
「おっと忘れるところだった。ほら手袋。」
「わぁ~長い!」
「衣装が半袖だからね。一応長いのにしました。」
「ふぅん」
こんなに長い手袋なんてした事がない。
ブラックスネークカモン~とか鏡の前でやっていたら、柴崎に後ろからはたかれた。

「いたっ!」
「ほら!遊んでないでさっさと勤務!ホラ行ってらっしゃい!」
「はぁい!ありがとう柴崎!また後でね!」
「はいは~い」
笠原は魔女の帽子を被りなおしてまずは特殊部隊の事務所へと向かった。




事務所へいくと、今日の勤務の約半数の隊員が何かしらの仮装をしている。
堂上班は笠原のほかは堂上だけがドラキュラの仮装をしている。
手塚と小牧はいつもの背広姿だ。
いつもは二人でバディを組み巡回するが、今日はバディ二組を立てに配列して巡回する。
つまり仮装した二人の後ろ数メートルにもう一組が付く。
昨年より仮装の人数を防衛側からは減らした形になる。
実は「仮装しながら警備」に対して苦情が上層部から出たのだ。
数年前から行われるようになったこのハロウィンイベントが、年々嬉しいことに反響が増し、
来館者も増したために、多くのトラブルを避けるために警備の仕方が見直された。

いつもの背広ではなく、ちょっとクラシカルなタキシード姿の堂上はいつもにまして格好良くて・・・。
笠原は事務所の入り口で足が止まってしまった。
いつものように凛とした姿勢に黒いタキシードはよく似合っている。
シャツのカラーはシンプルながらも大きめで、黒いリボンタイが締められている。
イスの背にはぞんざいに黒い布がかけられているが、たぶんマントだろう。

・・・格好良すぎる!!反則です教官!


「あれ?笠原さん。今年は魔女なんだね?あれ?なにドレス?」
「へ?あ!小牧教官!おはようございます!あのドレスじゃなくてほらズボンなんですけど・・・」
「あぁ本当だ、ひらひらしてて素敵だね!今年のはよく似合ってるよ!」
「あ、アリガトウゴザイマス・・・。」

大きな魔女の帽子のつばごしに、そおっと堂上教官をうかがうと、いつもと同じ様子でフェイルを凝視している。

「そんなに裾がひらひらしてて、お前平気なのか?こけたりすんなよ。」
「うるさいな~だからズボンになってるって言ってんじゃん!」
手塚といつものようにぎゃぁぎゃぁと言いあってると、ちらりと教官がこっちをみた。
見たというか・・・睨んだ。
・・・・ちょっとは可愛いとは・・・思わないよね。うんうん。
あわてて二人して口をつぐんだ。
なんとなく機嫌が悪いのは気のせいじゃないみたい。



「おい!時間がないから手短に朝礼を済ますぞ!朝礼後に各班長は配付用菓子や栞を前に取りにこい。
では午前の巡回ルートの変更が出たから言うぞ!」
緒形の声が事務所に響き、みなが注目した。
朝礼は手短に終了し(と言っても毎日長引いたことなどないのだが・・・)それぞれ事務所を後にした。



~後編につづくよ!~
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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