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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS 二年目のハロウィン

ども♪遅刻だぞ~~のまるちゃです!

明日は息子の願書の提出日で、ドキドキで全然創作がすすみませんでした。
さっき、余りにも落ちつかなくてPCに座って作りました。
続きもなるべく早くに作ります。
久々の見切り発車です。

昨年のハロウィンの続きみたいなものかな?
ですからオリキャラが少しでてきます。


よろしかったら昨年のはこちらです↓
ハロウィンSS&イラスト

ハロウィン番外編~ハロウィンの夕暮れ。


行き当たりばったりの荒いつくりのSSでもよろしければ ☆ハロウィン☆ からどうぞ。


頂いてる拍手コメントのお返事が後になってしまって申し訳ありません。

拍手[34回]

☆☆☆


二年目のハロウィン


まだ残暑が残る9月のある日のこと・・・・・。




「おい・・・柴崎、ちょっといいか?」

急に廊下で声をかけられて驚いたが、その声の主が誰だか判ったので、
さほど動揺せずに足を止めた。

軽く微笑んでその男へと笑顔をむけた。

「あら、どうかなされましたか?教官。」

図書隊の華としてめでられている柴崎から、
飛び切りの笑顔が向けられても一向になびかない男・・・堂上篤二正。

「堂上教官?」

「あぁ、ハロウィンイベントの衣装担当が今年からお前になったと小耳に挟んだんだが・・・・。

「あぁ、その件ですか?はい、確かに前年度までの先輩に頼まれましたので引き受けました。
それがなにか?」

「いや・・・・昨年の笠原だが・・・ちょっと館内警備を兼ねての仮装の参加だから、あのような着ぐるみ状態では・・・」

「はい、その点は考慮にいれておりますからご安心を。動きやすいコスチュームを用意します。」
「動きやすいのは当然だが、確保に際してだな・・・」
「はい、その点もぬかりありませんからご心配なく。」
「ああ。それでだ・・・」
「機能だけでなくデザイン面まで何かおありですか?笠原の?」
「う・・・。」
「笠原の衣装にだけ、なにか?」
「・・・変な言い方をするな!機能性に問題がなければ何もない!」
「ですよね~~~ないですよね~~~?失礼をしたしました。ではこれで」
「あぁ・・・。」

颯爽と去っていく柴崎の後姿をみてため息をつく。

「ねぇ、今の・・・牽制に全くなってないんじゃない?ていうか逆に危ないよね?」
「・・・何がだ」
いつの間にかに背後に立つ小牧に、堂上は顔をしかめた。
「ん、つまりコスチュームのデザイン面には口をはさむなと言うことは、思わず口を挟んじゃいたくなる格好を笠原さんに用意してるってことだよね?」
「う~~。」
「やばいんじゃない?」
「何がだ!!」
「言っていいの?」
「言うなぁ!!」



これは他の誰もが知らないことであった。
入隊一年目のハロウィンを終えた後、柴崎は速やかに計画を立てて実行に移した。
まずは衣装担当の業務部員についてさりげなく情報を集めた。
そして包囲網を敷く。
ここから先は柴崎にも読めない、一種の賭けであったが、幸いにも彼女の読みは当たった。
そうしてハロウィンイベントの一回目の打ち合わせにあわせて、担当者の発表があり、
衣装担当のチーフが柴崎へと変わったのだ。
それと同時に実行委員も柴崎の息のかかった(趣味が一緒とも言う)業務部員が集められ、
今年のハロウィンイベントへと準備が進んでいたのだ。

「さすが堂上教官、勘はいいわよね~~。」一人微笑む柴崎の前に、昨年まで数年間、衣装を担当していた業務部の先輩が立ちはだかった。

「柴崎!!探したのよ!!」
「あら、先輩なにか・・・?」
「何かじゃないわよ~~!結婚式の日取りが決まったの~!柴崎も笠原も出でほしいんだけど。」
その日取りが年明けてすぐのことに驚いた。
結婚するということは聞いていた。だから今年はハロウィンのイベントの衣装チーフからは降りたいと
打診があったのだ。『手づくりの結婚式』それが彼女の夢であったのだ。

「え~~~!電撃婚かぁ~?いいなぁ~・・でもまさか」
「やだ!おめでたじゃないわよ!彼のマンションがね、契約更新の年なんだけど、
仕事場としても手狭だからってまぁそれで色々ととんとんと話が進んじゃって・・・
同棲するならちゃんと父に挨拶しに行くっていうから、それじゃぁ結婚とかわらないねって話になって・・・。」
「図書隊には・・・。」
「うん。結婚後もやめないで働くつもり。彼の仕事上図書館が近いのもいいって言う話しになって、
しばらくはマンションで同棲状態だけど、春には入れるそうだから・・・。」
「あぁ、彼氏さんは翻訳家ですものね。」
「そうそう、本当に柴崎にあの合コンにさそってもらって感謝感謝よ!」
「そんなたまたま知り合い伝手に頼まれた合コンでしたから、あの時は参加してもらえて助かったのはこちらですし・・・。
何より彼氏さんを射止めたのは、先輩の魅力でしょ?」
「またまたそんな!でも本当にありがとう。ハロウィンイベントの後釜までお願いしちゃって、申し訳ないわ。」
「いえいえ、仲間と楽しんでやれそうなので、嬉しいです。」
「そう、そういってもらえると私もうれしいわ!」
「ていうか、準備まにあうんですか?思ったより日が迫ってません?」
「あぁそれなら大丈夫。一緒に衣装を担当してた友人が手伝ってくれるし!」


柴崎は彼女に合コンで彼氏になりそうな人物を紹介した。
そしてなるべくカップルになれるようにと情報を撒いたが、まさかこんなに上手くいくとは・・・。
最初は衣装を担当するチームに入れるだけでよかったのだが・・・。

「まぁ天も味方につけちゃったかな?」
一人微笑む柴崎であった。


そしてその数ヵ月後。とうとうハロウィンがやってきたのであった。


二年目のハロウィン・当日編へつづく~

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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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