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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS 初めてのお使い ~前編~

はぁい♪まるちゃです~~!

久々のSS更新ですよぉ!

今日は中学の学内パトロールで、その後ランチをしようといってたんだけど、
メンバーのうちの一人が用事があって、もう一人は子供が体調を崩しているということで、あっさりと流れまして~!
こりゃパソコン日和とばかりに、久々に午後いっぱいやりました!

と言うことで、私にしては珍しい
カップル後の設定です。
カップルと言ってもまだ堂上さん禁欲入院中の頃です。

いっぺんに載せちゃおうかとおもったのですが、なんか長そうなので二つに分けました。
後編は連休中にアップします。

少しでもきゃっほう!と感じましたら拍手をぱち☆ぽちっとお願いします。
ぎゃおうひゃっほう!と思えたらコメントとかもお待ちしています♪

では ☆ 前開き ☆よりどうぞ♪

拍手[52回]

初めてのお使い


恋人期間  入院中 堂上リハビリ開始直前


その日、小牧にしては珍しくいらだっていた。

自分のデスクには積み重なる書類。
小牧は要領がいいので、いつもならそんなことは起こらない。
しかし堂上は負傷してまだ入院中・・・さらに副隊長までが出張で事務所には不在ときている。
・・・ちょっと冷静になろう・・・小牧はコーヒーを淹れに立ち上がった。

本日の課業後には可愛い彼女と待ち合わせての久々のお泊りデート・・・
宿泊先は都内だが、ちょっといい目のホテルにデイナーつきで泊まりこみ、明日は一日中部屋でゆっくりする計画だ。

しかしこの副隊長の急な出張(寸前で隊長と入れ替わったらしい)のおかげで、
厄介な警備計画の予定表までもがなぜか回ってきた。

・・・・残業も出来るだけ避けたいってうかありえないよね・・・。

目の前の書類に向かいながらもう一度今日の作業計画を整理する。。。。
昼休憩まえには手塚への午後への作業を割り振るための資料をだして・・・・
昼休憩に一旦寮へ帰って、かけておいたランドリーから堂上の着替えを袋につめて、
あれとこれと・・・あぁそうかこれは問い合わせして確認した後に提出だから先に手をつけて。。。
堂上の病院へは・・・基地から病院、そして毬江ちゃんを迎えに・・いや先に毬江ちゃんを迎えに行ってから一緒に病院・・・
ん・・・レストランの予約が・・・

ここで小牧は堂上との会話を思い出した。
それはは数日前のことだ。


「これ、いつもすまんな。」
「あぁ、今度の公休日の前日にでももってくれば足りる?」
「あぁ、大丈夫だ。それともうひとつ頼みたいんだ。」
「何?」
「来週頭からそろそろリハビリ準備と言うか、T字帯から普通の下着使用に変わるんだ。
ちょっと見繕ってもってきてくれ。買ってきてくれてもかまわんが・・・頼めるか?」
「いいよ。いつものでいいんでしょ?」
「あぁ、頼む。」
「今回は負傷場所が場所だから長かったね。」
「そうだな。」
嬉しそうに表情を崩す堂上。崩しながらもやる気がみなぎっちゃってるよ・・・
こんな風に気合をいれてリハビリに励みたいという親友の気持ちを自分に置き換えて考えちゃうと・・・
新調した肌着で挑みたいよね?

「病院で買うって手もあるけど・・・」と脳裏に病院の購買部を思い出す・・・。
たしか・・・ブリーフだけだった気がする・・・。

するとやっぱり時間が足りない・・・・!
ふぅとため息をつきながら自席でノビをする。

ちらりと前を見れば、机の向こう側には茶色い頭がひよひよと動いている。
ん・・・何事も経験だよね・・・。


「笠原さん、ちょっといいかな?」
「っはっはい!」
「なに?焦ってこなくてもいいんだよ?」
「へ?いや、はい。」

郁はちょっといつもよりもブラックなオーラが出ている小牧を警戒していた。

「あのね。ちょっと笠原さんにお願いがあるんだ。」
「へ?お願いですか?」
「ん、部下の笠原さんじゃなくて、友人の恋人の笠原さんにお願いなんだよ。」
「へ?へっ!」
まだ隊内には内緒(のつもりなのは本人達ばかりなり)なので、お互いに小声になる。
しかし顔は見る見るうちに真っ赤になる郁に、小牧の先ほどまでの苛立ちも消えていた。

「実はね、今日は堂上に洗濯物を持っていくはずだったんだけど、この残業でちょっと行けそうも無いから、
代わりに笠原さんに持っていってほしいんだよ。」
「なんだ、そんなことですか?今日も行きますのでお易い御用ですよ?」
「うん。洗濯物はこの後ちょっと取ってきて渡すけれど・・・・。」

ここで小牧はちょっと困った。
目の前の天然無自覚乙女をちらりとみる。
堂上の下着を買ってきてなんて頼んだら、叫んじゃうかな?
「彼女として」頼まれたことを、嫌だとは言わないのはわかっている。
ん・・まぁ何事も経験だよね?

「小牧教官?」
「ん、それとね、堂上の下着を頼まれているんだけど・・・。」
「下着・・・ですか?」
「ん、やっとリハビリが始まるところで、入院着の下着じゃなくて、普通の下着の着用に切り替えるんだよ。
・・・やっぱりそれは手塚に頼んだ方がいいかな?」
「え?私大丈夫ですよ?なんたって兄が3人もいますし、そんなの今更ですよ?」
「本当?」
「はい!」

騒いだり躊躇したりするかと思って用心したのに、郁は叫びもしなければ狼狽もしない。
兄弟のいない小牧にとって、その兄弟の機微がわからない。
本人がそういってるのだから、気遣いは余計だったなとすんなりと納得する。

「ん・・・じゃぁ適当に見繕って新品を買って行ってもらえる?」
「へ?」

郁は男兄弟の下着を洗濯したりたたんだりは・・・子どもの頃からしているが、いざ、購入・・・の方が実は初体験である。
でも小牧にとっては、郁のような年下の恋人・・・つまり自分にとっては毬江に脳内で置き換えてしまい、
洗ってあっても使用済みの下着を持たせるのはどうかと考えてしまったのだ。
ん・・・やっぱり恥ずかしいよね?と。

だが郁にとっては、買いに行く方が未体験の大事件である。
しかし、郁も考える。

『え~~~下着売り場?男性の?でもここで恥ずかしがって断ったら・・・彼女としてどうなの?
折角の「彼氏のためにその一!!」をみすみすあの同期に明け渡すのか?
否!ここは一発!びしっとちゃんとした買い物をして、胸を張って教官のところへいこうではないか!!』

「はい!任せてください!」
「そう?じゃぁお願いするね。知ってるかもしれないけど堂上の愛用はシンプルなボクサーの前開きを・・・適当に5枚ぐらいでいいと思うよ。」
「えぇ?!知ってっていあや・・・あのっ!!ごっ5・6枚ですね?!」
「あはは・・・うんリハビリで汗をかくかもしれないからね。」
「はい!任せてください!」
「支払いは・・・今少しお金渡そうか?」
「いえ!大丈夫です。それくらいは・・・あの・・。」
「わかった、じゃあ笠原さんにまかせるよ。」


~後編へつづく~
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
HN:
まるちゃ
性別:
女性
趣味:
なにかつくること

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