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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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夏休みSS台風 2

すいません。
ちょっと突発的に携帯から投稿しまして、
いや~~なんか短くならなかったよ。
というかまだ終わりがかけてません(笑)

今週いっぱい主人が休みなので、きちんと更新できないかもしれませんが、取りあえず書きあがったところまで載せます。


では☆ あれ?なに? ☆よりどうぞ。

拍手[39回]

☆☆☆


上官部下
夏期休暇ネタ

数日間の夏期休暇が終わり、休みあけの出勤だ。
数班ごとに夏休みをとっているので、今日もどこかの班が休みで不在だ。
手塚は班長達の机に土産をまとめて置いている。

「豆だねぇ手塚は」

小牧はどかっと茶菓子の所に銘菓らしき包みを数箱置いた。

「堂上は?」
「そんな物はない、大体なぁ…」

その時、勢いよく事務所のドアが開いて
「おはようございます!」と笠原入ってきた。
事務所にいた者たちは一様に絶句している。
笠原は眉を寄せて、勢いの割には機嫌が悪そうだ。

「・・・・醤油せんべい…だ」

事務所にいる誰か笠原をみてが呟いたのをきっかけに笑いが弾けた。

「なんだ笠原は!やきすぎだろっ!」
「豪快だ!やっぱりうちの娘っ子は半端ない!」
「しょっしょっしゅうゆぅ~~~~~っはっはっはっはっ!」

「・・・小牧教官・・・そこ、どいていただかないと、踏みます・・・。」
「あはっあはっあはっご、ごめんね笠原さん!ひぃ~~~。
はぁ~~~~笠原さんはお休みは寮でごろごろしてるんじゃなかったの?」

笑いすぎた涙目をこすりながら、小牧は身体をなんとか床から起こして、笠原に向き直った。
本当に彼女は日に焼けて真っ黒だった。

「いえ、ちょっと友人とかと海へ・・・。」

そういいながら紙袋から数箱のおみやげ物をだして、小牧の重ねた箱の横においた。

「ふぅん・・友人ね・・・。笑ってごめんね。さぁミーティングだ。」

かるく笠原の肩に手を添えると、一緒に堂上に向き直る。


業務が始まり、書類整理をする。
笠原がしていたのは、休み前にしていた入力作業の残りだった。

「教官。時間がかかってすいませんでした。」
「あぁ、確認する。」

書類を受け取った堂上が、ちらりと笠原の顔をみた。

「あの・・・ちょっと焼きすぎちゃいましたよね・・・。」

テレながら手で顔を隠した。
堂上は「別に気にしない・・・。」と言いながら、その彼女の細い指に浮かんだ跡に目が離れなかった。

「教官?」
「あ、あぁ・・・・・・ん。いいだろう。じゃぁ手塚の作業に合流してくれ。」
「・・・はい。」


久しぶりに笠原の顔が見れるからって、会えるからって。
いや、会えるからって言うのはへんだろう。
出勤すればあえて当たり前と言うか、いや、会うのが前提じゃなくて出勤が前提だ。
というかそれ以外あるか!
しかし、そのやっと現れた笠原が、しかめっ面で、それも真っ黒に日焼けをして現れた。
アイツはどこにも出かけないといってたはずだ。
いや、そんなことはどうでも・・・・それよりあの指。
いつもはつけているとか、それをくれた相手といるときだけつけてるのかとか、
仕事中はきちんとはずすのかとか、そういうものを贈ってくれる相手がいて、それをあいつが受け取って身に着けた。
そういうことだ。
・・・そういうことだ。

彼女の左手の薬指が、白く一筋・・・日に焼けずに白く光っている。

「・・・堂上?おい?堂上?」
「・・・ん?なんだ小牧。」
「あれに堂上も気がついた?そうだよね、結構くっきりだもんね。」
「・・・・。」
「気になるよね・・・。」
「用件はそれか?」
「はいはい、これね。」ファイルを手渡しながら「午後の巡回、今日は俺がバディだから探ってこようか?」
「・・・探るって何をだ。いいから用件済んだら席もどれ。」
「はいはい。」

午後の巡回も終わり、小牧がなにか言いたげにしているが、とにかく無視をする。
笠原がやっと報告書を書き終わってこっちにきた。

「お願いします。」
「・・・ん。・・・ここの文章がおかしい。ここだけ変に絵日記風の表現になってる。
被害者の児童を思うのは胸の中だけにして、報告書には事実と問題点・改良点をキチンかけ。」
「・・・はぁい。」

どことなくしょんぼりとしながらも、笠原は今度はきちんと書き直してきた。



そのあと残業を二時間ほどして部屋に戻った。
少し軽くのみながら食べたい気分だ。
寮の食堂へ行くのも・・・なんとなくだ、なんとなく気が引けた。別に理由なんてない。
ただそんな気分だ。

「堂上?なにこれからでかけるの?」
「あぁ、ちょっと飯。」
「ふぅん。じゃぁ俺も付き合うよ。」

スーパーの袋をさげたまま、小牧が一緒に歩き出した。
俺はいいとは言ってない!
「なに?俺が居たら不都合なことでもあるの?」
「・・・別にない。」
「じゃぁいいよね!俺は駅前の鳥一がいいな。」
「あぁ、そうだな。」

駅前の鳥一は小さい焼き鳥屋だ。
付け合せのキャベツをミソにつけてかじりながら、小牧が言い出した。
「あのさ、笠原さんのあのこと。知りたくない?」
「あのことってなんだ、アイツなんかまたしたのか?」
「ふふふ。でもくっきり残ってたよね。指輪の跡。それも左手薬指。堂上のことだもん、気がついてるでしょ?」
「さぁな。」
あれねぇと目を輝かせながら小牧が話し始めた。
そんなことはどうでもいい。
俺はアイツのプライベートなんて興味はないんだ。
しかし小牧は勝手に話し始める。

「はぁ?なんだそりゃ?」
「ふふふ、興味の無いフリして~~~本当はすごく気になってたんじゃない!」
げらげらと焼き鳥屋の小さな座敷で、小牧が笑い転げた。
「うるさい!」
「あはは!堂上ったら!!」

ジョッキに残った生ビールを飲み干して、二杯目を注文した。





と言うことで着地点が見えないまま、続きます!!てへっ

完結予想とか拍手コメントにて募集!←いや、ネタをもらおうとかそんなんじゃないぞ~~~(汗)


☆その3へ続く☆
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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