春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
SSそんなキャベツ!3
どもまるちゃでし!
おまたせしました。そんなキャベツ!の3話目です。
いや~~~~。そんなね、あれよ(笑)
まぁちょこっと展開します。
おもろいな~ワクワクしたなぁと思ったら拍手ぱちぽち☆よろしくです!
では ☆ 走る笠原! ☆ からどうぞ。
おまたせしました。そんなキャベツ!の3話目です。
いや~~~~。そんなね、あれよ(笑)
まぁちょこっと展開します。
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では ☆ 走る笠原! ☆ からどうぞ。
☆☆☆そんなキャベツ 3
笠原は走っていた。
「あ、きたきた!」
柴崎は走ってくる笠原に手を振った。
しかし、すぐに笠原の異変に気がつく。
なぜなら歩道を全力疾走だ。その姿に上官張りに眉間にしわができる。
「柴崎ごめん!!待たせて!!」
「ちょっと笠原!危ないでしょ!あんたみたいな戦闘職種が歩道を全力疾走だなんて!なにかあってからでは遅いのよ!
全く、堂上教官に見つかったらえらいことだわ!」
とからかい口調で突っ込んだが、そんな柴崎の言葉には慣れっこの笠原が、ポロポロと涙を流しだした。
「ちょっとやだ・・・なによ。なにかあったの笠原!?とにかく道ではなんだから、ほら、お店はいるわよ。」
実は柴崎はこの所の笠原の異変に気がついていた。
そして、部屋に転がるキャベツたちの存在も。
だから野菜コーディネーターがやっているこの居酒屋に連れてきたのだ。
落ち着きのある店内。
ホオズキのように膨らんだ布の中が個室になっている。
色々な色と大きさのブースが並ぶ店内のその中の一つに案内された。
オレンジ色のまあるい空間に、心が和む。
「あら、掘りごたつみたいになってるのね。」
丸みのある茶色いテーブルに向かいあって座った。
笠原も座る。
個室の中は、照明もほんのり赤く、泣いた赤い目元は気にならない。
小さなブースだが、女性二人には十分だ、特に相談するには近いほうが都合がいい。
「で。何があったの?取りに行った携帯は部屋にあったんでしょ?」
「うん。」
しばし沈黙。
「笠原?」
「うん。堂上教官の部下で・・・女性ってさ・・・私が初めてだと・・・思ってて・・・・・・。」
「うん?」
「・・・私は女性で初のタスクフォースの隊員で・・・だから・・・教官の部下も・・・・女性は私だ・・・・・・・けって・・・で」
「それがなんで悲しいのよ?」
そこに店員がドリンクのオーダーを取りに来た。
とりあえず柴崎はメニューを覗き込んだ。
「中ジョッキと烏龍茶。あとキャベツのもりもりくんにひたひたさんを一つずつと・・・唐揚げみたいのある?」
「あ、はい。辛口のとタルタルのとありますが」
「じゃあ・・・タルタルので。あと焼きうどんと・・・取り合えずそれで・・・。」
かしこまりましたと店員は入り口の暖簾をくぐって去っていった。
このお店の個室の入り口はドアではなく薄い暖簾が一枚。
ぼんやりと外からは中が見えるが、部屋から暗い廊下は見えない。
店員が来たことで、とりあえず涙は引っ込んだようだが、いまだに何故悲しいのかという事よりも、
そういう気持ちの根底にある自分の堂上への心情に気がつかない笠原に、
柴崎はため息を落とす。
仕方なく話を本日の主題にうつした。
「それで、なんでキャベツばっかり食べてるの?まさか、お昼はキャベツだけとかにしてないでしょうね?」
「へぇ?!」
「ばれてる。とっくにね。私を誰だと思ってんの?」
「柴崎ぃ~~!」
「それもすごい勢いで食べてない?一体どうしたのよ。」
「笑わない?」
「うん。極力努力する。」
えぇ~と言う顔で見つめると
「何よ。私が極力っていってんのよ。それには答えなさいよ!」
じろりと睨まれて笠原は観念した。
「あのね。テレビでね。キャベツを食べると・・・サイズが変わるぐらいに大きくなるって・・・。」
「なんの?」
(私がサイズっていったら・・大きくしたいいていったらアレしかないじゃん!)叫びたくとも叫べない乙女・笠原であった。
「ゴメンゴメン。わかった。バストね。」
「やっぱりわかってたんじゃん。意地悪・・・。」
「今聞くまでわからなかったわよ。あんたの表情でわかったの!」
「うう~。」
「で、いつまで続けるの?」
「いつまでって?」
「そうよ。だって昼ごはんを一人でこれ以上食べ続けたら・・・みんなおかしいって気がつくわよ。」
「??一人で食べてたらおかしい?」
「おかしいっていうか・・・彼氏ができたんじゃとか噂も上がり始めてる。」
「うそ!一人で食べてただけで?それに私だよ?ありえないよ!」
恥ずかしさと驚きで、涙はどこかへ行ってしまった様子に、柴崎も安堵する。
しばらく他の話をしたりして、二杯目のお酒を飲み終わったあと、柴崎が立ち上がった。
「ちょっとトイレいってくるわ」
「うん、行ってらっしゃい。」
満足げにほっぺを膨らまして焼きうどんをほおばる笠原に笑顔を返して、柴崎は暖簾をくぐっていった。
柴崎が事がすんで洗面所にきたとき、鏡越しに先に利用していた人と目が合った。
綺麗にリップを塗りなおしている。
あらぁ・・・・・この人。
敏い柴崎の視線に鏡越しに気がついたらしい。
「あら、失礼?」
リップを片付けながら鏡越しに柴崎へと微笑えんだ。
「あ・・いいえ。こちらこそぶしつけに眺めてしまってすいません。お気を悪くなわらないでください。」
「いえいえ。美しいと余計に見られるので、賛辞と受け取ってますから。」
にっこりと微笑を残して、退出していった。
柴崎がトイレからでて。さて、どっちだったけと、よくにたブースが並ぶ店内を見回していると
「あれ?柴崎さん?柴崎さんだね?」
振り向くと防衛部の小関三正がたっていた。
「あら、小関三正じゃないですか。」
「お、名前を覚えてていただけて光栄ですな。」
以前に柴崎が転びそうになたところを、身を挺して、挺しすぎて一人生垣に突っ込んだことがあり、
その情景と共に忘れがたい人物でもある。
「今日は誰かと一緒にきてるのか?」と聞く小関の後ろから・・・先ほどの人が顔を出した。
「なによ?小関?私をほったらかしてナンパ?」
ひょいと出された顔が柴崎とあう。
「あら、先ほどの」
「あ、小関三正の・・・・お友達?ですよね?」
「そう!そうそう!」
「ヤダ!慌てなくても大丈夫よ~~!彼女は見抜かれてるから」と柴崎と笑いあった。
「おい、お前達・・・・」
聞きなれた声に堂上が顔を出した。
「え?堂上教官?」
「なんだ・・・やっぱり柴崎か・・・」
「ご心配なさらなくても、笠原も一緒でぇす!」
「俺は何も聞いていない!」
この会話に白井の目が輝く。
「ねぇ!この美女に私を紹介してくれないの?」
「お、あのな、こちらは図書隊の華、柴崎士長だ。」
「どうも柴崎です。で、こちらの方は?」
「元、白井士長。現在は」
「うふ!カレイドって言うカフェバーのオーナーやってます。良かったらお店に着てね!まだはじめたばかりなんだけど、もちろん笠原さんと!」
「そうだ、良かったら教官たちとご一緒してかまいません?」
いきなりの柴崎の提案に、まっさきに小関が反応した。
「わぁ!是非!是非!ねぇ!堂上二正!良いですよね?」
白井にも是非といわれて決まってしまった。
堂上たちのブースは6人まで入れるということで、それよりも小さいブースにいる柴崎たちが移動してくることになった。
お店側に白井がさっと告げて手配をした。
柴崎はいそいそと店員と笠原が待つブースに戻った。
「柴崎!遅かったね~?大丈夫?」
具合とかよりも、ナンパのほうを心配していた様子の笠原に、
「大丈夫よ。それよりブースを移動するから、ほら、バックもって!」
「へぇ?」
ほらほらと驚いている笠原をせきたてて、「お料理はすぐお持ちしますね。」と店員にも即されて
笠原も慌ててブースを出た。
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