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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SSそんなキャベツ! 2

ども♪まるちゃでし!

予約投稿で二話目です。

ちょっと短め?

上官部下時代で、オリキャラアリです。

それではずずいと。

☆ そんなキャベツ 2 ☆ からどうぞ!

拍手[42回]

☆☆☆


堂上の自室


部屋に戻りひとりになると余計な事を考えてしまう。

昼休憩にいないだけで、業務や普段のそぶりにもなんら遜色は無い。
それにいつも以上に上機嫌という訳でもない。

「まぁ・・気のせいだろう。」

本当にそう思っているのではない。そう思いたいのだ。

財布を手にとり、自販機でなんか買うかと自室を後にした。

さて、何を買おうかと自販機の前で小銭をもてあそびながら考えていると、後ろから声をかけられた。
振り返ると、堂上の防衛部時代の部下たちだった。

「堂上二正!お久しぶりです!」
「あ?小関じゃないか。・・・ん?お前はもしかして・・・・」
「お久しぶりです。白井です!」
小関の隣に、セミロングの髪を揺らして笑顔で微笑む人物に目が留まった。
その笑顔に堂上は見覚えがあった。

「除隊したとき以来か・・・みちがえたなぁ・・・・」と笑う堂上が言うと、
その肩を軽く叩きながら明るい声を出した。
「そりゃ戦闘服と同じじゃ困りますぅ!もうっ」
「いや・・・ちょっと驚いた。・・・なんだ二人はデートか?」
「んな訳あるわけないです!!!やめてください二正!!昔も今も同僚であり友人です!」
小関が慌てて否定をする。
「あの。私は久々にこっちに来れたので、小関と飲もうかって話になりまして。良かったらこれからちょっと一緒に飲みに行きませんか?」

白井に腕を取られながら堂上は考えた。幸いにも明日は公休日だ。

「そうだな・・・久々におまえ等の顔を見て飲むか。ちょっと待ってろ、着替えてくる。」
「はい!お待ちしてます!」と敬礼する小関と、「やった!」と嬉しげに跳ねる白井を後に、堂上は着替えに戻った。


「きゃ~~!ちょっと今日はラッキーだわ!」
「白井!うるせぇよ1頼むから静にしろ」
そんなやり取りを二人がしていると女子寮の扉を開けて笠原がロビーへやってきた。
今日は余所行きの格好をしている。

「あ、こんばんは小関三正」
「お!笠原士長!あぁそうだ笠原に紹介するよ、こちら白井士長。」
「元士長よ!よろしく・・・もしかして笠原さんってあの笠原さん?」
「そうそう、それも堂上二正の部下!」
「へぇ~!堂上班ってこと?あら~じゃあ私の後輩ね!」
「へ?・・あの・・・」
「あ、私は堂上三・・・二正は防衛部にいたころに、私たちの班の班長だったの!」
「あなたが・・・ですか?」
「うん。そうよ~私はその後9ヵ月ぐらいで除隊しちゃったけど、こっちの小関はタスクに移るまでよね?」
「あぁ!」
「そ・・・そうですか」
「そうだ!今から堂上二正と飲みに行くんだけど・・・笠原も行かないか?」
小関は名案とばかりに華やいだ。
「あ・・いえ。今夜は人と待ち合わせしていますので、す・・すいません。急ぐので失礼します!」

笠原はぴょこんと頭をさげると急いで靴を履き替えて、寮の玄関を飛び出した。

「あぁ~行っちゃったか~。」
「待ち合わせってデートかしら?」
「待たせたな。なにが行っちゃったんだ?」
「あぁ笠原士長っす」
「笠原が?」
「笠原士長って可愛い方ですね!あれでタスクって凄いわ~~!」
「おいおい!今日はなんだかめかし込んでたから、まともに見えたけどな、あれは中身怪物だそ。武勇伝だらけだからな」
「えぇ~うそっ!だってあんなに細いし!可愛いし!その上堂上二正と毎日一緒ですって!羨ましいすぎるっ!ずるいわっ」
そういって拗ねる白井に堂上も小関も声を上げて笑った。
堂上は小関の「今日はなんだかめかしこんで」と言う言葉が引っかかったが、それを追求することは出来なかった。

「さぁ・・・どこがいいんだ?」堂上は自分の頭を切り替えるように、二人に声をかけた。
「あの!駅前に野菜コーディネーターのプロデュースしたお店があるから、そこがいいです!」
「うぇ~俺は反対!焼き肉がいいっ!」
「あら!野菜ばかりじゃなくちゃんと肉もあります!ねぇ私のお店の参考にしたいから、小関~!お願い!」
「仕方がねぇなぁ!堂上二正、構いませんか?」
「ん、俺はどこでもいい。おまえ等決めろ」
「はぁ~い!じゃぁ決定!!レッツゴー!」
きゃっっきゃとはしゃぐ白井が小関と堂上の手をつかんで喜んだ。
店に向かうまでは、部下ともと部下のやり取りに耳を傾け、時には質問したりしていたが、
堂上の心の中はそれらの情報も空回りし、昼間に聞いた「笠原に彼氏がいるのでは」疑惑に心とらわれている。

「堂上二正!今の聞いてました?」
白井に覗き込まれて、「あぁ」と返事はしたが・・・・「今夜は自棄酒にならない様にしなくては・・・。」と
自分の心に今一度鍵を掛けた。
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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