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春風駘蕩

図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着

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SS 北へ その1

ども♪まるちゃでし!

久々にミクシィで作業してたら、時間が無くなってしまって、23日ではなくて24日になってしまいました。

予告なんてするもんじゃねぇな。

さてさて。

今回は大好物の「上官部下時代」ですが、完全にパラレルの捏造しまくりです。
事件謀略っぽいですが、あくまでもぽいだけです。
いわゆる「落ちがない」パターンかも。

タイトル付けもへたくそだけど、切りどころもへたくそです。
ってことで数話続きます。

皆さんに喜んでいただけるかドッキドキですが、書いていた私は楽しかったです。
よろしければ感想をお寄せくださいませませ!

実在する場所やそんな感じの場所も出てきますが、すべてまるちゃの妄想の産物ですので、お間違いなさらぬようにお願いいたします。


では ☆ 北へ その1 ☆ よりどうぞ。


拍手[74回]

☆☆☆

上官部下
パラレルですかなぁ


どうしてこんな事になったんだろう。

私はどういう顔をすればいいんだろう。
好きな・・・大好きな人と、こんな風に・・・。


「ではそちらのお嬢さんが・・・」

「はい。私の婚約者です・・・ほら」

「あ!!は・初めてお目にかかります!ワタクシまでお招き頂きまして・・・ありがとうございます。」

とても立派な日本庭園を横目に、分厚い座布団から降りて、郁は畳に指をついてお辞儀をした。


その始まりは、ある朝の事。

特殊部隊の隊長室からは、隊で一番若手の班長の怒声が響いた。

隊長と言い合っているらしい・・・そんな事は無駄なのにね。

事務所にいた班員達が顔を見合わせて苦笑していた。

勢い良くドアがあき、不機嫌極まりない班長が顔をだした。
「堂上班は全員隊長室へ・・・。」
また班長達は顔を見合わせたが、一様に心配顔になった。

「失礼します」
それぞれが礼をして入室した。
揃った所で隊長が言い渡した。

「堂上班は特別任務にうつる。笠原は明日より・・・・手塚慧氏の婚約者として、東北図書基地へ同行。

堂上は同じく東北図書基地へ出張とする。

小牧・手塚は青木班に合流。以上だ」

「はぁ~~~~~~!?」
「ちょっと待ってください!兄が?なぜなんの為にですかっ?!」
「ちょっと・・・二人とも落ちついて。・・・・堂上?堂上班長!」
「・・・・細かいことは、後で説明する。」
「あのっあたし・・・あのっ!!」
「笠原!!後にしろ!!」
「でもっ!」


堂上はさっさとついてこいっ!という感じで隊長室を後にした。

その日は午後より笠原は特別任務のミーティングに入り、堂上は急な教官研修の準備に追われた。

驚いたことに、終業後には東京駅から出発となった。


あぁどうしてこんなことに。

「笠原さん?私が用意させたお弁当はいまいち口にあわなかったかな?」

窓のほうばかりを見て、こちらを向かないのを不満がるように、
手塚慧はとなりの座席の笠原に話しかけた。

「あっいえ・・・東北なんて行ったこと無いので・・・景色を見るのも楽しいです・・ので」

しかし、新幹線の窓の外にはしっかりと夜の帳が下りている。

「そう、・・・良かったらお弁当も味わってね。私の家で長く使ってるお店であつらえて貰ったんです。
嫌いなものがなければいいんですが・・・」

「あ!はい!大丈夫だと思います。箸以外何でも食べます・・・あは・・はははっ」

「笠原さんは楽しいね。今回の相手を笠原さんにして正解だったな。」

にっこりと微笑む手塚慧にどうしてもひきった笑いしかかえせない。
でも次の一言は、笠原は引きつるところではなかった。

「ねぇ。堂上くんもそう思うよね?」

東北へ向かう同じ新幹線の同じ車両。
それも通路を挟んだ反対側に堂上の座席があてがわれていた。

「・・・・・・・・・・・すいません。資料に目を通しておりましたので、お話は聞いておりませんでした。
急な予定で不勉強ですので、先方に着くまでに資料に目を通しておきたいので・・・・・・私は居ないものとしてください。」

「ふうん・・・。それはそれは。でも君の上官って優秀なんだろう?そんなに必死にならなくてもねぇ笠原さん?」

堂上の冷静な力強い声に、なぜか笠原は泣きたくなっていた。

「えぇ・・まぁ・・。」

少しでも教官の様子が見たい・・・ちらと手塚慧越しに様子を伺おうとしたら、なぜかさっと上体を動かしてさえぎられてしまった。

「笠原さん。そうだ練習で郁って呼ばせて貰おうかな?」

そのとき
通路の側の堂上が立ち上がった。
視線が一瞬だけ笠原と絡まった。
しかし・・・

「おや、どちらへ?」手塚慧が通路に振り返り、声をかけたので、堂上は慧に視線を移した。

「別に・・・ただのトイレです。」

堂上はさっさと立ち去った。

肝が冷えた。

しかし、笠原は堂上の立ち去る姿を目に焼き付けようとしていた。
そんな彼女のしぐさを楽しむように慧は続ける。

「ふふふ。まさかと思うけど、堂上くんは笠原さんに正体がバレてないって思っているままなのかな?」
「しょ・・正体って何ですか?堂上教官は堂上教官です。」

手塚慧の顔を睨みつけた。
しかし効力なく、やはりやんわりと微笑んだまま・・・・。

くそっムカつくこいつ!

「ん?それで?」
「そっそれでって!?だから・・・堂上教官には、その王子さまとか!その関連の話題は出さないで頂きたいんです!」
「あ~あの時はごめんね。ちょっと書いてみたくなっちゃってさ。」


さらりと手紙の事を言われ、顔が赤くなったのが自分でもわかる。
そのときしゅんと小さい音を立てて、自動ドアが開き堂上が車両に戻ってきた。
慌て座り直したが・・・

「ふふっ大丈夫だよ・・・・(王子さまには触れないと約束する)郁・・・。」

慧はさっと身を笠原に被せてきて、耳にそう囁やいた。
その言葉に、さらに紅潮してしまった。
思わず顔を窓側に背けた。
自分でも赤くなったのが分かっただけに、もう振り返れない。

「はははっごめんごめん。ちょっとイタズラが過ぎかな?ついね。さぁお弁当食べちゃって。」

そう言われても、何も返す事ができない自分が悔しい。




その2に続く
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旦那もち子もち主婦。 明るい自閉症児家庭を築いている天下の器用貧乏。 心は16歳と言い切る図太さをもつ。 基本的にアレルギー体質。 右と左を間違える。 「ず」と「づ」の使い分けが巧くない。 埃じゃ死なない。喘息にはなるけど。
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