春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
バレンタイン ~郁・入隊後~
ども♪予約まるちゃでしでしでし!!
とにかくどしどし上げていきます。
本当に毎回無計画だよね。
懲りずにちょこちょこ覗いてくださいませ!
今日のはやっと、入隊後です。
でもねぇ~~甘くないの。
最終日というかバレンタイン当日?は・・・・
ん~~。甘くないのぉ~~(笑)←おい!
今回は、郁ちゃん視点と柴崎視点の二本立てよん!
コメントお待ちしてます!
では☆ バレンタイン入隊後 ☆ よりどうぞ!
とにかくどしどし上げていきます。
本当に毎回無計画だよね。
懲りずにちょこちょこ覗いてくださいませ!
今日のはやっと、入隊後です。
でもねぇ~~甘くないの。
最終日というかバレンタイン当日?は・・・・
ん~~。甘くないのぉ~~(笑)←おい!
今回は、郁ちゃん視点と柴崎視点の二本立てよん!
コメントお待ちしてます!
では☆ バレンタイン入隊後 ☆ よりどうぞ!
☆☆☆
☆ バレンタイン入隊後 ☆笠原編☆
「何?その買い物は」
「うぎゃ!」
基地の門をくぐったところで、背後から柴崎に声をかけられて郁は飛び跳ねた。
「もう!柴崎か!びっくりするじゃん!」ぴょんぴょんぴょんと驚きのあまりにその場で跳ね回った。
「子どもじゃないんだからいい加減にはねるのをやめなさいよ!」
かさり・・・。
軽い音がして小さなリボンが結ばれた箱が足元に落ちた。
「あんた何か落としたわよ。」
柴崎がそう言って拾い上げると叫び声とともに郁が奪い返した。
「・・・・見た?」
ニンマリと微笑んで「見たぁ~~~!」と答える柴崎の瞳はうれしそうに輝きを増している。
「何?教官に?」
「ちっちがうわよ!だからなんで教官にあげなきゃいけないのよ!」
「え~~じゃぁ誰用よ?」
「え?・・・・自分用・・・。」
「ふぅ~ん」
「あ!柴崎には別に用意してるからね!後でね!」
「あら~~私もあるのよ!私の愛は貴重よ~~!」
2人でじゃれながら寮に戻った。
☆柴崎編☆
『非常用のカップラーメンに、春雨スープ。
それとお菓子っと』
柴崎が図書館の一番近いスーパーで買い物をしていた。
色鮮やかなバレンタインコーナーが目に付いて、ちょっと物色する。
『ん。あの子へは質より量かしらね。。。』
あの子とは、同室のあの子のコトだ。
柴崎はくるりと身を返してお菓子コーナーへと向かった。
そして、よく冷凍庫に入れてはうれしそうに食べている、エンゼルパイの徳用大袋を手に取った。
スーパーを後にして、帰る途中に薬局にもたちより、いつもの常備薬とコットンを買い足す。
薬局を出ると道の向こうから、見覚えのある茶色い頭が颯爽と歩いてくるのが見えた。
基地側の歩道にいる分、柴崎の方が先に基地へと着いた。
先に門をくぐった柴崎だが、寮へは向かわず、ちょっと横にそれて息を整え身を隠す。
郁が全くこちらの気配に気付かないことをいいことに、何気なさを装って後ろから声をかけた。
予想通りに彼女は驚き、そして予想以上に動揺している。
『あら?また今日はなにかしら?』
そう思ったとき、かさりと彼女のポケットから何かが落ちた。
それは小さなチョコレートの包みだった。
青い包みに可愛くリボンとハートのシールが付いていた。
「何?教官に?」
今度は予想よりも郁の動揺は短くて、包みをすぐに拾ってポケットにしまった。
『あらら?自分用ってのは嘘じゃないようね。。。』
2人でじゃれ付きながらも寮の部屋に戻った。
「ねぇ、ヒーターはタイマー掛けといて、先に御飯にしない?」
後ろから彼女に声をかけると、わたわたとコートのポケットから先ほどの包みを出したところだった。
「へぇ?あ、あそうだね!そうしよう!ねっねっ!」
『あらぁ・・・やっぱりちょっと怪しい・・・わね。』
慌てる彼女を見ないそぶりを決め込むと、ささっと彼女は自分のベッドの上に包みを放り込んでカーテンをひいた。
『ふぅん。なるほど。「枕の君」にささげるってところか。』
食堂で晩御飯を食べながら、ころあいをはかって問いかける。
「笠原?」
「何?」
「どう?王子様にはチョコレートは渡せそう?」
「「ぶはっ!!」」
知っていたけど初めて知ったそぶりで、私達と通路を挟んで背中合わせに座っているお方にも声をかけた。
「まぁ、堂上教官。いらしたんですね~。あら、大丈夫ですか?」
お前絶対に俺が居たのを知っていて言ってるだろう!とにらまれるけど・・・・・コレがたまらないのよね~。
「ほら、笠原!あんた下にも、たれてるわよ!」と隣の彼女にも声をかけながら、ちょっとイスをずらして、背中合わせに真っ赤な顔をしてむせこんでる2人を眺めて楽しんだ。
『ほ~んとに仲が良いったらないわよね・・・・・。
ちゃんと枕元から王子の手にチョコレートが届くまで、まだまだかかりそうね~。』
☆ふたたび郁編☆
おやすみと言い合ってから、いつものようにベッドのカーテンを閉める。
郁は、先ほどポケットからこぼれて落とした包みを、いつも枕元にある本にそっと乗せる。
あなたは今・・何処にいますか?
あなたはまだ・・本を守っていますよね?
私、あなたに逢いに来ました。
私、あなたと同じように、本を守りにきました。
王子さま・・・私の王子さま・・・。
神様お願い。
王子さまが無事でいますように。
いつかちゃんと王子さまにお礼が言えますように。
逢いたい、ただ逢いたい。。。
あの日の背中。
頭に置かれた優しい手。
ごろりと横になって目を瞑る。
真っ暗な瞳の奥に思いだすのは・・・
『自分だってむせてた癖に、なんで頭をはたくかなぁ。クソ教官め!』
真っ赤にむせながらも「お前!食事の時ぐらい落ち着け!」と自分の頭を叩いた上官の顔。
王子さまを想おうとしても浮かんでしまう教官の顔。
呼び水になっては落ちる・・・情景。
昨日は置き引きを捕まえて褒められた。
でも調書作成に初歩的なミスをして拳骨をくらった。
王子からつながる堂上が、郁の思考回路の中ではどうしても「説教をするクソ教官」で終わってしまう。
あ~~~くそ!なんで?!もうっ!
今だけでも、ちょっとだけでも王子さまを想像したい。
のにできない!
あ~~~ムカツク!!
その理由を知るまで、あともう少し・・・かな?
おわり
☆ バレンタイン入隊後 ☆笠原編☆
「何?その買い物は」
「うぎゃ!」
基地の門をくぐったところで、背後から柴崎に声をかけられて郁は飛び跳ねた。
「もう!柴崎か!びっくりするじゃん!」ぴょんぴょんぴょんと驚きのあまりにその場で跳ね回った。
「子どもじゃないんだからいい加減にはねるのをやめなさいよ!」
かさり・・・。
軽い音がして小さなリボンが結ばれた箱が足元に落ちた。
「あんた何か落としたわよ。」
柴崎がそう言って拾い上げると叫び声とともに郁が奪い返した。
「・・・・見た?」
ニンマリと微笑んで「見たぁ~~~!」と答える柴崎の瞳はうれしそうに輝きを増している。
「何?教官に?」
「ちっちがうわよ!だからなんで教官にあげなきゃいけないのよ!」
「え~~じゃぁ誰用よ?」
「え?・・・・自分用・・・。」
「ふぅ~ん」
「あ!柴崎には別に用意してるからね!後でね!」
「あら~~私もあるのよ!私の愛は貴重よ~~!」
2人でじゃれながら寮に戻った。
☆柴崎編☆
『非常用のカップラーメンに、春雨スープ。
それとお菓子っと』
柴崎が図書館の一番近いスーパーで買い物をしていた。
色鮮やかなバレンタインコーナーが目に付いて、ちょっと物色する。
『ん。あの子へは質より量かしらね。。。』
あの子とは、同室のあの子のコトだ。
柴崎はくるりと身を返してお菓子コーナーへと向かった。
そして、よく冷凍庫に入れてはうれしそうに食べている、エンゼルパイの徳用大袋を手に取った。
スーパーを後にして、帰る途中に薬局にもたちより、いつもの常備薬とコットンを買い足す。
薬局を出ると道の向こうから、見覚えのある茶色い頭が颯爽と歩いてくるのが見えた。
基地側の歩道にいる分、柴崎の方が先に基地へと着いた。
先に門をくぐった柴崎だが、寮へは向かわず、ちょっと横にそれて息を整え身を隠す。
郁が全くこちらの気配に気付かないことをいいことに、何気なさを装って後ろから声をかけた。
予想通りに彼女は驚き、そして予想以上に動揺している。
『あら?また今日はなにかしら?』
そう思ったとき、かさりと彼女のポケットから何かが落ちた。
それは小さなチョコレートの包みだった。
青い包みに可愛くリボンとハートのシールが付いていた。
「何?教官に?」
今度は予想よりも郁の動揺は短くて、包みをすぐに拾ってポケットにしまった。
『あらら?自分用ってのは嘘じゃないようね。。。』
2人でじゃれ付きながらも寮の部屋に戻った。
「ねぇ、ヒーターはタイマー掛けといて、先に御飯にしない?」
後ろから彼女に声をかけると、わたわたとコートのポケットから先ほどの包みを出したところだった。
「へぇ?あ、あそうだね!そうしよう!ねっねっ!」
『あらぁ・・・やっぱりちょっと怪しい・・・わね。』
慌てる彼女を見ないそぶりを決め込むと、ささっと彼女は自分のベッドの上に包みを放り込んでカーテンをひいた。
『ふぅん。なるほど。「枕の君」にささげるってところか。』
食堂で晩御飯を食べながら、ころあいをはかって問いかける。
「笠原?」
「何?」
「どう?王子様にはチョコレートは渡せそう?」
「「ぶはっ!!」」
知っていたけど初めて知ったそぶりで、私達と通路を挟んで背中合わせに座っているお方にも声をかけた。
「まぁ、堂上教官。いらしたんですね~。あら、大丈夫ですか?」
お前絶対に俺が居たのを知っていて言ってるだろう!とにらまれるけど・・・・・コレがたまらないのよね~。
「ほら、笠原!あんた下にも、たれてるわよ!」と隣の彼女にも声をかけながら、ちょっとイスをずらして、背中合わせに真っ赤な顔をしてむせこんでる2人を眺めて楽しんだ。
『ほ~んとに仲が良いったらないわよね・・・・・。
ちゃんと枕元から王子の手にチョコレートが届くまで、まだまだかかりそうね~。』
☆ふたたび郁編☆
おやすみと言い合ってから、いつものようにベッドのカーテンを閉める。
郁は、先ほどポケットからこぼれて落とした包みを、いつも枕元にある本にそっと乗せる。
あなたは今・・何処にいますか?
あなたはまだ・・本を守っていますよね?
私、あなたに逢いに来ました。
私、あなたと同じように、本を守りにきました。
王子さま・・・私の王子さま・・・。
神様お願い。
王子さまが無事でいますように。
いつかちゃんと王子さまにお礼が言えますように。
逢いたい、ただ逢いたい。。。
あの日の背中。
頭に置かれた優しい手。
ごろりと横になって目を瞑る。
真っ暗な瞳の奥に思いだすのは・・・
『自分だってむせてた癖に、なんで頭をはたくかなぁ。クソ教官め!』
真っ赤にむせながらも「お前!食事の時ぐらい落ち着け!」と自分の頭を叩いた上官の顔。
王子さまを想おうとしても浮かんでしまう教官の顔。
呼び水になっては落ちる・・・情景。
昨日は置き引きを捕まえて褒められた。
でも調書作成に初歩的なミスをして拳骨をくらった。
王子からつながる堂上が、郁の思考回路の中ではどうしても「説教をするクソ教官」で終わってしまう。
あ~~~くそ!なんで?!もうっ!
今だけでも、ちょっとだけでも王子さまを想像したい。
のにできない!
あ~~~ムカツク!!
その理由を知るまで、あともう少し・・・かな?
おわり
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