春風駘蕩
図書館戦争にずぶずぶはまり、とうとう二次の大陸に到着
~カミツレデートが成功していたら~ <前編>
- 2011/01/15 (Sat)
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ども♪まるちゃでし!
近頃、映画公開とかドラマの放映とかが近くて、
雑誌やテレビに草なぎくんの露出が多くなって、ご機嫌です!
さて今回は事前に予告していた、~カミツレデートが成功していたら~と言うもしも話です。
※ 原作をねじまげます。
オリキャラはでてきません。
ちょっと長めなので、前後に分けます。
前編を1時過ぎに、後編は11時にアップします。
パソコンが固まっちゃって、1時きっかりにはならなかったけど。
今回はカミツレのお茶を飲んだ後から話は始まります。
さて、この二人はそのあとどうなる?
☆ お茶の後 ☆ よりどうぞ。
近頃、映画公開とかドラマの放映とかが近くて、
雑誌やテレビに草なぎくんの露出が多くなって、ご機嫌です!
さて今回は事前に予告していた、~カミツレデートが成功していたら~と言うもしも話です。
※ 原作をねじまげます。
オリキャラはでてきません。
ちょっと長めなので、前後に分けます。
前編を1時過ぎに、後編は11時にアップします。
パソコンが固まっちゃって、1時きっかりにはならなかったけど。
今回はカミツレのお茶を飲んだ後から話は始まります。
さて、この二人はそのあとどうなる?
☆ お茶の後 ☆ よりどうぞ。
☆☆☆
~カミツレデートが成功していたら~< 前編 >
・・・・このあと、映画でも行くか。
堂上にそう提案されて、断る理由もなく・・・むしろ嬉しい提案だ!
二人はアクションものの映画をやっている映画館にきた。
チケットを購入した堂上は郁にポップコーンまで買ってくれた。
キャラメル味と塩味がハーフで入ったバケツのようなポップコーンだ。
「おい、チェロスも食うか?」
「あ・・・はいっ」
「なに緊張してんだよ。ほら。こっち持てよ・・・ドリンクはコーラでいいんだろ?」
ぷっと笑いながら堂上はポップコーンとチェロスを抱えた郁を見て、
「似合うな・・・そういうの。」と微笑み、郁はもう恥ずかしくて仕方がない。
そんな郁の様子を堂上は思いっきり堪能しているのだが、郁は堂上の様子を見る余裕なんて無かった。
館内が暗くなり、長い宣伝が始まる。
―どうしよう・・・すごくどきどきする。まさか鼓動が教官には聞こえないよね?大丈夫だよね?―
ちらりと隣の教官をみれば、驚いたことにじっと郁を見つめていた。
目が合うと、堂上は大音響の中でも聞こえるように、顔をずいっと近づけていてささやいた。
「どうした、腹でも痛いか」と吐き出される言葉は全くロマンのかけらも無いのだが、その顔はとろけるような笑顔で、思わず身体がのけぞった。
しかし堂上は肩に手を回して引き寄せる。
「ぎゃぁ!」
「なんだよ!俺は痴漢かなんかか!」
「ちっ違います!」
そんなやり取りも、映画の本編が始まり、のっけからの大爆発にかき消された。
「あぁ、なんかまたやっちゃった」と落ち込む郁だが、肩にはいまだに堂上の腕が回っており、
そこから小刻みに「笑っている」事が伝わり、ちょっと安心した。
そおっと堂上を見ると、今度は画面を見ている。
でも郁の髪をくしゃりと撫でながら、落ち着けとばかりにやさしくぽんぽんしてくれた。
はぁ~~~。
郁がため息をついたら、堂上は空いてるほうの手で郁が持ってるチェロスを郁の手ごとつかんでかじった。
ちょっと嫌そうな顔をした。(甘かったらしい)
そして郁の手を持って「ホラ喰え」と向けてくる。
ぱくり・・・もぐもぐ・・・ぱくり・・・。
きょうかん。私が食べるところをみてどうするんですか。
食べてる間はそっと髪を撫でてくれた。
食べ終わると、堂上はそっと手をもどしてしまった。
あ~。はずしちゃうんだ。と思ってたら今度は手をにぎられる。
『ど、どうしよう!!!
とにかく映画を観よう!見たかったやつだし!』
しばらくすると手を繋いでるのもなれて、膝の上に置いたポップコーンのバケツに、堂上の手の重みが加わっても焦らなくなり・・・
なでなで・・・こちょこちょこちょ
そーっと堂上を見ると画面をみたまま、郁の手をもてあそぶ。
『くそ!遊んでやがる!離して!』
ぐっと力を入れてもしっかりとにぎられてびくともしない。
ちょっと悔しく思いながら堂上を見れば、こちらをみて笑っている。
そして郁の襟元にこぼれていたポップコーンをひょいとつまみ。
『ついてるぞ』と微笑まれた。
結局、郁は映画の内容など全く頭に入らなかった。
映画が終わって館内が明るくなると、あまりの明るさに一人慌ててしまった。
堂上はそんなのは予想の範疇といわんばかりに、郁のバックやポップコーンさっさと空いた手で持ち、
つながれた手はそのまま引かれてた。
映画館を後にしても、手が繋がれているまま、堂上はずんずんと歩いていく。
「あ・・・あのっ教官?」
「なんだ・・・。」
「あの・・・。」
郁の声にも足を止めることなく、映画館の近くの遊歩道にベンチを見つけると郁を座らせた。
ついで自分も横に座る。
「なんだ」
「あの・・・。・・・手。」
「あぁ。いやだったか?」
そういって離そうとする手を、郁が再びつかむ。
「あの!違うんです。その嫌じゃないの」
「じゃぁ離さない。」
「!!あのっだ・・から。」 どうしよう・・・
「だからなんだ?」 ほら・・・その笑顔!
「・・・だから・・・どうして?」 私・・・私・・・だって私は!!
「・・・なんで泣きそうになるかお前は・・・。嫌じゃないなら笑え。」
「・・・・・。」
「笑ってくれ・・・泣くな・・ほら。」
自分でもわからない。
はらはらと出てしまう涙の止め方がわからない。
「・・わらえにゃいでしゅ」
「・・・なんでだ」
「だって、どうしてきょうかんがこうしてくれるのかがぁ・・・わからにゃい・・・」
堂上は郁に改めて向き直り、間をつめた。
軽く咳払いをしてから・・・
「あ、あのな・・・それはだな・・・。」
「私はきょうかんを好きだから、やっぱり期待しちゃうじゃないれすか~。
でもそんな・・・ありえないし・・・どうしてって」
「あ?お?お?」
「だから、教官を好きだから、こうしていたいけどつらいんでしゅ!だって私!」
「・・・ばかだな・・・お前。」
「ばかでしゅようぅ!!どうせわたしなんて!」
「こらまてまてまて!落ち着け!」
「こんなことされてて落ち着けません!!」
「こんなことって手をにぎってるだけだろうが!いいから落ち着け!」
ずずっと豪快に鼻をすすった。
あ、やばい。すごく乙女としてどうよって音が出た!
「うぅぅぅぅぅぅ~~~~」
「あ~~もう顔上げろ!それと泣き止め!!」
「むりでしゅ!」
「あ~~もうほら!」
無理やり郁の顔を上に向かせると、堂上は自分のハンカチで郁の涙をぬぐった。
「あん・・・お化粧おちちゃう」
小さくつぶやいた郁が、そっと目を開けると教官の顔が目の前にあって、
これまた小さい声でつぶやいた
「お前なぁ・・・」
え?私が何?
一瞬なにが起こったかわからなかった。
あれ?頬になんか触れた?
え?はい??
「のあぁ?」
「お、涙とまったな。」
「へ?」
「どうして手を繋いだか・・・離したくないのかわかったか?」
「ほえ?」
「そうか、わからんか~~~」
「え?あ!ちょっと!ん!!」
・・・・・・今度はよく分かった!初めてだけどよく分かった!!
でも呼吸の仕方がわからない!鼻水で鼻が塞がってるし!
と思ったらちゅっという音と共に開放されて、
ほっとする。
「はぁ~~~~~」
「大丈夫か?もう・・・わかったか?」
「・・はび・・・。」
「そうか・・・とりあえずお前・・・鼻をかめ。」
笑いながらポンポンと頭をたたかれて、ポケットティッシュを渡される。
「足りるか?」とすでにからかいの顔で言われた。
もうこうなりゃやけだ!今更だ!
それでも面と向かっては恥ずかしいので、くるりと背を向けて豪快に鼻をかんだ。
二回。
はいはい鼻もすっきりしましたよ!これでどうだ!と堂上に向き直ると・・・
そのままキスをされる。
そういえばここ、公道ですけど!
と突っ込みたいけど、恥ずかしくてすでに顔を上げられない。
教官は私のどこが好きなんだろう。
教官の好きなところはたくさんたくさん思いつくけど、どう考えても教官が私のどこが好きなのかがよく分からない。
聞きたいけど聞けない。
再び重ねられた手を見つめる。
「お前だからいいんだ・・・。そう緊張するな。」
「え?またしゃべってました?」
「いや・・・違う。なんとなくそう伝えたかっただけだ。・・ほら、そろそろ飯にするか。」
<後編へ続く>
~カミツレデートが成功していたら~< 前編 >
・・・・このあと、映画でも行くか。
堂上にそう提案されて、断る理由もなく・・・むしろ嬉しい提案だ!
二人はアクションものの映画をやっている映画館にきた。
チケットを購入した堂上は郁にポップコーンまで買ってくれた。
キャラメル味と塩味がハーフで入ったバケツのようなポップコーンだ。
「おい、チェロスも食うか?」
「あ・・・はいっ」
「なに緊張してんだよ。ほら。こっち持てよ・・・ドリンクはコーラでいいんだろ?」
ぷっと笑いながら堂上はポップコーンとチェロスを抱えた郁を見て、
「似合うな・・・そういうの。」と微笑み、郁はもう恥ずかしくて仕方がない。
そんな郁の様子を堂上は思いっきり堪能しているのだが、郁は堂上の様子を見る余裕なんて無かった。
館内が暗くなり、長い宣伝が始まる。
―どうしよう・・・すごくどきどきする。まさか鼓動が教官には聞こえないよね?大丈夫だよね?―
ちらりと隣の教官をみれば、驚いたことにじっと郁を見つめていた。
目が合うと、堂上は大音響の中でも聞こえるように、顔をずいっと近づけていてささやいた。
「どうした、腹でも痛いか」と吐き出される言葉は全くロマンのかけらも無いのだが、その顔はとろけるような笑顔で、思わず身体がのけぞった。
しかし堂上は肩に手を回して引き寄せる。
「ぎゃぁ!」
「なんだよ!俺は痴漢かなんかか!」
「ちっ違います!」
そんなやり取りも、映画の本編が始まり、のっけからの大爆発にかき消された。
「あぁ、なんかまたやっちゃった」と落ち込む郁だが、肩にはいまだに堂上の腕が回っており、
そこから小刻みに「笑っている」事が伝わり、ちょっと安心した。
そおっと堂上を見ると、今度は画面を見ている。
でも郁の髪をくしゃりと撫でながら、落ち着けとばかりにやさしくぽんぽんしてくれた。
はぁ~~~。
郁がため息をついたら、堂上は空いてるほうの手で郁が持ってるチェロスを郁の手ごとつかんでかじった。
ちょっと嫌そうな顔をした。(甘かったらしい)
そして郁の手を持って「ホラ喰え」と向けてくる。
ぱくり・・・もぐもぐ・・・ぱくり・・・。
きょうかん。私が食べるところをみてどうするんですか。
食べてる間はそっと髪を撫でてくれた。
食べ終わると、堂上はそっと手をもどしてしまった。
あ~。はずしちゃうんだ。と思ってたら今度は手をにぎられる。
『ど、どうしよう!!!
とにかく映画を観よう!見たかったやつだし!』
しばらくすると手を繋いでるのもなれて、膝の上に置いたポップコーンのバケツに、堂上の手の重みが加わっても焦らなくなり・・・
なでなで・・・こちょこちょこちょ
そーっと堂上を見ると画面をみたまま、郁の手をもてあそぶ。
『くそ!遊んでやがる!離して!』
ぐっと力を入れてもしっかりとにぎられてびくともしない。
ちょっと悔しく思いながら堂上を見れば、こちらをみて笑っている。
そして郁の襟元にこぼれていたポップコーンをひょいとつまみ。
『ついてるぞ』と微笑まれた。
結局、郁は映画の内容など全く頭に入らなかった。
映画が終わって館内が明るくなると、あまりの明るさに一人慌ててしまった。
堂上はそんなのは予想の範疇といわんばかりに、郁のバックやポップコーンさっさと空いた手で持ち、
つながれた手はそのまま引かれてた。
映画館を後にしても、手が繋がれているまま、堂上はずんずんと歩いていく。
「あ・・・あのっ教官?」
「なんだ・・・。」
「あの・・・。」
郁の声にも足を止めることなく、映画館の近くの遊歩道にベンチを見つけると郁を座らせた。
ついで自分も横に座る。
「なんだ」
「あの・・・。・・・手。」
「あぁ。いやだったか?」
そういって離そうとする手を、郁が再びつかむ。
「あの!違うんです。その嫌じゃないの」
「じゃぁ離さない。」
「!!あのっだ・・から。」 どうしよう・・・
「だからなんだ?」 ほら・・・その笑顔!
「・・・だから・・・どうして?」 私・・・私・・・だって私は!!
「・・・なんで泣きそうになるかお前は・・・。嫌じゃないなら笑え。」
「・・・・・。」
「笑ってくれ・・・泣くな・・ほら。」
自分でもわからない。
はらはらと出てしまう涙の止め方がわからない。
「・・わらえにゃいでしゅ」
「・・・なんでだ」
「だって、どうしてきょうかんがこうしてくれるのかがぁ・・・わからにゃい・・・」
堂上は郁に改めて向き直り、間をつめた。
軽く咳払いをしてから・・・
「あ、あのな・・・それはだな・・・。」
「私はきょうかんを好きだから、やっぱり期待しちゃうじゃないれすか~。
でもそんな・・・ありえないし・・・どうしてって」
「あ?お?お?」
「だから、教官を好きだから、こうしていたいけどつらいんでしゅ!だって私!」
「・・・ばかだな・・・お前。」
「ばかでしゅようぅ!!どうせわたしなんて!」
「こらまてまてまて!落ち着け!」
「こんなことされてて落ち着けません!!」
「こんなことって手をにぎってるだけだろうが!いいから落ち着け!」
ずずっと豪快に鼻をすすった。
あ、やばい。すごく乙女としてどうよって音が出た!
「うぅぅぅぅぅぅ~~~~」
「あ~~もう顔上げろ!それと泣き止め!!」
「むりでしゅ!」
「あ~~もうほら!」
無理やり郁の顔を上に向かせると、堂上は自分のハンカチで郁の涙をぬぐった。
「あん・・・お化粧おちちゃう」
小さくつぶやいた郁が、そっと目を開けると教官の顔が目の前にあって、
これまた小さい声でつぶやいた
「お前なぁ・・・」
え?私が何?
一瞬なにが起こったかわからなかった。
あれ?頬になんか触れた?
え?はい??
「のあぁ?」
「お、涙とまったな。」
「へ?」
「どうして手を繋いだか・・・離したくないのかわかったか?」
「ほえ?」
「そうか、わからんか~~~」
「え?あ!ちょっと!ん!!」
・・・・・・今度はよく分かった!初めてだけどよく分かった!!
でも呼吸の仕方がわからない!鼻水で鼻が塞がってるし!
と思ったらちゅっという音と共に開放されて、
ほっとする。
「はぁ~~~~~」
「大丈夫か?もう・・・わかったか?」
「・・はび・・・。」
「そうか・・・とりあえずお前・・・鼻をかめ。」
笑いながらポンポンと頭をたたかれて、ポケットティッシュを渡される。
「足りるか?」とすでにからかいの顔で言われた。
もうこうなりゃやけだ!今更だ!
それでも面と向かっては恥ずかしいので、くるりと背を向けて豪快に鼻をかんだ。
二回。
はいはい鼻もすっきりしましたよ!これでどうだ!と堂上に向き直ると・・・
そのままキスをされる。
そういえばここ、公道ですけど!
と突っ込みたいけど、恥ずかしくてすでに顔を上げられない。
教官は私のどこが好きなんだろう。
教官の好きなところはたくさんたくさん思いつくけど、どう考えても教官が私のどこが好きなのかがよく分からない。
聞きたいけど聞けない。
再び重ねられた手を見つめる。
「お前だからいいんだ・・・。そう緊張するな。」
「え?またしゃべってました?」
「いや・・・違う。なんとなくそう伝えたかっただけだ。・・ほら、そろそろ飯にするか。」
<後編へ続く>
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